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【道徳カリキュラム化の功罪:教職救世塾だより21】「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2023-06-29 17:00:00

【道徳カリキュラム化の功罪:教職救世塾だより21】「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

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第6ターンは「道徳教育の根拠を問う」と題して私見を提供したいと思います。

これはある意味で禁断のテーマと言えるかもしれません。
おそらく現代日本教育へのアンチテーゼとならざるを得ないことと思います。
(「文部科学省への」と表現した方が適切でしょうか・・・)

我が国は現在、数えきれないほどの「わがまま者」であふれかえっています。
なぜこんなことになったのか・・・
それはひとえに、戦後教育の誤謬のためと言わざるを得ません。

国家や国旗に敬意を払えない、信じがたい国民も多数います。(←全世界で日本だけ)
自国の歴史や尊厳にゆがんだ疑義を呈し、国を貶めようと謀る人々も多数います。
残念なことに、教室で嘘の歴史を子どもたちに教えて国を穢している教員たちまでも。

私は小学3年生の時に古事記の神話の世界に魅力を感じ、文学に身を投じました。
この書物から学んだことは自然の摂理と天界の法則です。
八百万の神々の名前も活動も、すべてがそれらにちなんだものとなっていました。

日本民族は古くから根源的な調和を重んじ、社会の安寧をめざし続けていたのです。
そうした先人たちの努力に敬意を払えず、利己主義を振り回す者たちが増えました。
この偏った日本社会が作られた基盤は戦後のGHQによる日本無力化政策です。

彼らが一番恐れたのは、日本民族の集団規範と愛国的な自己犠牲を伴う利他の精神。
そのため、日本人の愛国心や利他の精神をつぶそうとする政策を立てたのです。
「どうすれば日本人が日本嫌いになるか」を徹底的に研究し尽くしていました。



日本国憲法と教育基本法は、そのGHQ政策の根幹をなすものの一つとなっていました。
個人の自由・個人の尊厳・個人の権利を過剰にずっと強要し続けてきた面があります。
その結果、我が国は米国並みに利己主義が横行するゆがんだ社会へと変貌しました。

実際には上記2件の法律の他にも、商業政策がその後押し(ダメ押し)をしてきました。
(アメリカマーケティング協会の条文をそのまま焼き直したもの)
これについては機会を改めてお話ししていこうと思います。

西洋型民主主義は過度に権利と合理性を重視する傾向があります。
しかしこの傾向はもともと日本民族の生き方や考え方に合致しないものでした。

その不整合が露わになったのが東日本大震災です。
被災された方々は、常に他者の思いや実情に心を走らせ、利己主義を封印しました。
その姿を見て、戦勝国はじめ欧米各国は度肝を抜かれたことでしょう。

「約70年かけて日本を骨抜きにしてきたのに、まだ日本人は変わらないのか」と。

これは我々の体内に長く伝え続けられてきた日本民族の遺伝子による行動でした。
混乱を嫌い、調和を優先し、不公平を避けようとする民族の不文律の理性によるもの。

誰もがそれを当たり前と捉えて一切の利己主義を封印したのです。
津波で流された金庫の9割以上が持ち主の手に戻ったことは欧米でも報道されました。



そうした判断や行動の根底にあるものは日本民族ならではの独特の「道徳観」でした。
この「道徳観」は自然の摂理や天界の法則に深くのっとったものとなっています。

決して「倫理観」ではないことに着目していただきたいと思います。
私は「道徳」と「倫理」に関する原義の解釈をここに書くのではありません。
一部の国民(プロ市民)が持つ極めて浅薄皮相な語感や解釈についてのお話です。

道徳は絶対不変の摂理を含みますが、倫理は世相や人心の移ろいに左右されます。
道徳は人類が生まれる前から自然界にあり、倫理は人類が統制のために作り出しました。

自然の摂理や天界の法則に根差した日本古来の道徳観・・・
西洋型の合理主義やポピュリズムに乗った表層的な倫理観・・・
我々の遺伝子はあの震災で、迷うことなく前者を選択したのだと言えるでしょう。

(このような遠い祖先の記憶が意思に反映されるのは隔世遺伝とも考えられます)

新たに教科化された『道徳』ですが、さまざまな問題を孕んでいるように感じます。
それはポピュリズムにも通じる多数決型意思決定や同調圧力を生む危険性です。
私は教科『道徳』の教材に、道徳ではなく倫理ならではの恣意性を感じています。

西洋型の合理主義においては、少数派の意思や立場は考慮されないのが通常です。
しかし我が国の祖先たちはそうした少数派の存在をも包含する社会を維持しました。
これは「相手の気持ちを理解し、尊重する」という、ごく当たり前の思考法です。

今般の『道徳』教科書を見る限り、そうした日本固有の道徳観が希薄です。
多数決型意思決定による結論を導き出しかねない面があり、衆愚への危険を感じます。
結果的にポピュリズムを基盤とした同調圧力を生み出しかねない教材があるのです。

ただし、少数派を強者として位置づけようとする、ゆがんだ倫理観も同時に感じます。
「少数派を尊重しないのは悪である」との強制性は、これもまた言葉の暴力となります。
強制力を発動しようとする姿勢そのものが、すでに公平性を欠く恣意的な姿勢です。

今回の講義では、これら危険性に関する気付きの土台となる背景をお話ししました。
まだまだ前振りとしか言えない範囲ですが、私の危惧の一端を語っております。
今後の講義において、さらに詳らかに解説を重ねてまいる所存です。

本日もご購読ありがとうございました。
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