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【コミュニケーション3つの柱:教職救世塾だより10】「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2023-05-19 12:00:00

【コミュニケーション3つの柱:教職救世塾だより10】「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

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 その一端を皆様にも当記事でお伝えしていきます。
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手助け(ヘルプ)を減らして支援(サポート)を増やしていく。
子どもたちの自発的な成長を促す観点から、このシフトチェンジを進めたいものです。
機関車のように牽引するのではなく、伴走者として寄り添うイメージですね。

教える方法には2通りあります。

一つは「入れ込む」スタイルで、これをティーチングと呼びます。
授業や部活動などにおける学識指導・技術指導がこれに当たります。

もう一つは「引き出す」スタイルで、主にコーチングを用いる方法です。
潜在意識に働きかけ、自ら考えて答えを導き出せるよう質問を掛けていきます。
失敗からの立ち直りや悩みを解消していく時などに効果を発揮します。

どちらが優れているかという問題ではありません。
場面場面において、「どちらがより効果的であるか」と考えて実践することになります。

私が育った高度経済成長期には、子どもたちの「自我」が置き去りとされていました。
社会の風潮として、偏差値さえ高ければ幸せになれるという信仰があったからです。

大人の思想に唯々諾々と従い、敷かれた路線を無思考に走り続ければよいという時代。
勉強する目的は将来の自己実現への布石ではなく、いい大学・いい会社に入るため。
人間性の価値ではなく、所属先の価値で人間の価値が決められてしまう時代でした。

目先の幸せ(のように見えるもの)に囚われ、人としての在り方を見失う・・・
そんな人々を量産しているだけのように私の眼には見えていました。
その最たる例があの宗教団体のような猟奇的集団ではなかったかと思います。



人間の成長に欠かせないのが良い意味での他者評価。
その根幹をなすのが「承認」(=受容・感謝・共感)です。
これは人生の肥料とも呼べるエネルギーとなります。

しかしその肥料は簡単に手に入るものではありません。
利他の精神で行動し、公共性や社会性を高めていく中で手に入る報酬です。
いわば「世のため、人のため」を考えられる人にしか与えられないご褒美なのです。

他者を踏み台にして生きる者。
他者を陥れて生きる者。
他者を利用して生きる者。
他者を苦しめて生きる者。
他者を呪縛して生きる者。

こうした者たちには、必ず天罰が下ります。
それは永久に自己承認の虜になるという、過酷な無尽蔵の欲望に憑りつかれること。
死ぬまで「満足する」という安心感を得られない生き方をするしかなくなるのです。

私たち教育者は、子どもたちをそのような生き地獄に向かわせてはなりません。
だからこそ自らが矜持をただし、道を外さず、正々堂々と生きる必要があります。
一点の曇りなき精神の気高さを示し続け、子どもたちを善導すべき立場だからです。



学習指導要領の置き換えが進みましたね。
文部科学省では浅薄な「アクティブ・ラーニング」という語句の使用をやめました。
この措置については私も賛同するところです。

ただ、いつものお役人言葉として、こんな言葉を盛り込んでしまいました。
「主体的、対話的で深い学び」
無理して一つに繋げなければ、それなりに価値ある提言だったのですが・・・惜しい!

とはいえ、文科省自身が3つの要素に分けて解説している資料がありました。
今回のレジュメに引用してあります。
それぞれの成果を高めるために必要な要素を、私は以下のように考察しています。

▽主体的な学び・・・将来展望(キャリアビジョン)と自発性・自己制御
▽対話的な学び・・・共感力とコミュニケーション力
▽深い学び・・・・・想像力・情報処理力と課題解決力

すべて子どもたちの中に元から備わっている力ですが・・・
あいにく、子どもたち自身はほとんどその力に気付いていないのが現実です。
これらの潜在的な力を引き出していかなければなりません。

ここで重要なことは、思考フレームや行動ノウハウを教えることではありません。
「安心して内省できる環境」をまずは提供してあげることです。
そのため今回はコーチングの3本柱をご紹介しました。



<傾聴> <承認> <質問>

この3要素を徹底して活用し、子どもたちの中に隠された力を引き出してください。
これらはノウハウやツールではなく、対話の姿勢としてお考えいただきたく思います。
上手かどうかではなく、徹底できているかできていないかが大切なのです。

私たちエグゼクティブ・コーチは、「スイッチを入れる」感覚を持っています。
ここぞという場面で、コーチング・モードに自分を入れ替えるような印象です。
慣れてくると、意識しなくても必要に応じて対応できるようになりますよ。

コーチングには子どもたちの可能性を最大限まで引き出せる効果が期待できます。
教師が我欲やこだわりを捨てて真剣に向き合えば、予想外の成果を生み出せます。

主役は児童生徒、私たちはあくまでもサポーター。

ちょうど路上の信号機や標識と同じような役割なのだと思っておけばよいでしょう。
ハンドルを握り、アクセル・ブレーキのタイミングを計るのは子ども自身なのです。

コーチングを極めると、生み出せる教育効果は何倍にも増幅されていきます。
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1.必ずしも教師を続けるべきとは限りません
2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
3.転職の武器は「能力」ではなく「準備」です
4.教職はやり直せても人生のやり直しはできません


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