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【雑感-緊急休校措置の政府要請について】「教師の転職相談室」メール講座
配信時刻:2020-03-02 16:30:00
- 【雑感-緊急休校措置の政府要請について】「教師の転職相談室」メール講座
こんにちは!
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本日もフジテレビ『バイキング』のご視聴ありがとうございました。
尺が詰まりまくって言いたいことの半分も言えなかったため、少々残念です。
休校措置の政府要請について、整理不十分ですが、ここに記録しておきます。
この度の緊急休校措置について教育現場からさまざまな声が寄せられました。
教育者としては「子どもたちを少しでも危険にさらしたくない」のが本音です。
ですから休校措置そのものについて反発する先生は少ないことと思います。
しかし、先生方は教育者であると同時に勤労者でもあります。
学校には法的に課せられ、消化しなければならない職務が多数あります。
その中には年度をまたいでは処理できないものが混在しています。
この処理方法について現場からの意見収集がなされたのか、疑問に感じています。
ただ、個人的には、次の発言は自治体の首長としてあるまじきものであると考えます。
「突然すぎて何も対応できない。政府は無責任だ。」
これは予見する能力のなさを示す発言であり、情報思考力の無能を露呈するものです。
休校の可能性は十分あったわけですから、事前に対策が考察されていて然るべきです。
「現場の先生に任せておけばよい」
そうした安易な教育システム管理になっていたとすれば、自治体としては失策です。
また、政府や省庁に責任転嫁するのも筋違いです。
なぜなら休校措置の決定権は自治体の首長にしかないからです。
『学校保健安全法』第20条にはこうあります。
「(臨時休業)
第二十条 学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、
臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。」
一般に高等学校は都道府県知事が、幼稚園・小学校・中学校は市区町村の首長が権限者。
総理大臣にも文部科学大臣にも決定権はありません。
「自分自身の判断が迫られる」という危機感と準備がなかったならば首長失格です。
個人的には金沢市の市長さんが示された姿勢が首長として妥当な姿だと感じます。
以上のことはとりあえず別として、極めて憂慮すべき問題があります。
それは大人たちが自分の都合や感情をもとに、他者を責める傾向になりつつあること。
いま大切なことは、国民が罵り合って他人の責任を追及することではありません。
事態が収束した後に検証し、反省として未来に活かすことにこそ意義があります。
未知の病魔に対する時、政治家も役人も庶民も、国民すべてが未熟です。
誰もが自分の未熟を隠しながら、どこかの誰かを未熟だと責め立ててしまったら・・・
そんな大人たちの姿を見せることのほうが、子どもたちにとって病魔よりも害毒です。
少なくとも総理は「私がすべての責任をとります」と発言なさいました。
(不十分な点はもちろん数えきれないほど多々ありますが・・・)
総理を叩いている誰一人として「責任を持つから自分の案を採用しろ」とは言いません。
できれば文句を目的とするのではなく、代案や提案などを示してほしいものです。
重要なことは国民の一人ひとりが知恵を出し合い、より良い対策を講じていくことです。
また、転変する状況に応じて、臨機応変に国民全体で改善案を集めていくことです。
もめることが目的になってしまわないよう、話し合いでは気を付けなければなりません。
確かに政府や省庁の関係者はそれぞれ自分の部局しか見えていないと思います。
そのため「国家」というまとまった単位での考察が不足していました。
しかし私は、市役所や区役所は言うに及ばず、町内会やご近所さんから、
「みんなで子どもたちを守ろう」という声が集まらないことも問題だと感じます。
学校にはご自身が小さなお子さんを子育て中の先生も大勢いらっしゃいます。
もちろん保護者の皆様のご苦心は申すまでもなし。
突然給与をカットされてしまった非正規の先生方もたくさんいます。
出入りの業者さんたちにも、収入源を絶たれてしまったケースが発生しています。
いま大切なことは、子どもたちの安全安心をどう担保していくべきかということ。
そして、この世界的な苦難によって不利益を被っている方々をどう救済するかです。
安倍総理は現場を知る専門家にあらかじめ意見を求めておくべきでした。
休校要請とともに、利害関係者へのケアの方針を示してほしかったのは確かです。
自分の都合と感情にとらわれず議論を起こすことの大切さをあえて指摘しました。
まずは冷静に国全体を見渡す姿勢を、すべての国民に持っていただきたいものです。
教育現場では子どもたちのみならず保護者への負担を減らそうと、
先生方が一人ひとり、知恵を絞って善後策を考えている最中です。
その声を一つでも多く政府が拾い上げ、実効性ある対策に置き換えることを望みます。
未知の病魔と向き合っているわけですから、現実に即した臨機応変な対応が重要です。
体力面で弱者となりやすい高齢者の皆様、そして社会的な弱者である子どもたち。
社会全体で支え、助け、守っていく議論こそが優先されるべきではないでしょうか。
教育には教育の持ち分があり、やるべきとなれば先生方は積極的に対応していきます。
そうした現場の先生方に対する理解と支援も国民全体に求めていきたい気持ちです。
全国民、誰もが当事者の一人であるという基盤に立った議論が起こることを期待します。
なお、特別支援学校には介護看護の必要な子どももいることでしょう。
学童等ですべてを背負いきれるとは思えず、ひそかに案じているところです。
そもそも学童施設の面積に多数の児童が集まったら、これもまた感染が心配です。
この点、特別支援と医療の専門家ならびに学童経営者のご意見も求めるべきと考えます。
他にもいろいろ心配事はありますが、まずはいったんここまでにしておきます。
末筆ながら、皆様にはご自身・ご家族の健康安全の確保を切にお願い申し上げます。
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