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【本当は死なずに済んだのでは】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2020-02-14 19:00:00

【本当は死なずに済んだのでは】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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2つの記事を読んで感じたのは・・・
もしかしたら2件目の事案では命を落とさずに済んだのではないかということ。
「もう少し先生方に余裕が許されていれば」と残念でなりません。

<2件目の事案>
特別支援学校の生徒が昼食詰まらせ死亡
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/158814

<1件目の事案>
アレルギー食を配膳ミス、児童搬送
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/159733

解せないのは1件目の事案を県教委が公表しなかったこと。
そして個人情報の紛失も今になって明らかになった事実です。
県教委の姿勢にはいささか違和感を覚えます。



「現場の先生方の限界を超えた苦労が見えていないのではないか?」

私にはそう感じられました。
もう少し明確な言い方をした方がわかりやすいでしょうか。
そうであれば、こうした表現になります。

「県教委には当事者意識を感じ取ることができない」

この判断は記事中の次の一文によるものです。

(県教委保健体育課)
「容体がさらに悪化せず、学校が示した対策に保護者が納得したので公表しなかった」

容体が悪化したかどうかを公表の規準にしていること自体が不可思議です。
また、保護者が納得するかどうかと公表の有無は、本来、関係ありません。
県教委がこのような姿勢では、現場の先生方の声を聞くこともないでしょう。



学校事故に際しては、処遇ととるか処理ととるかで対応が大きく変わります。
不利益を被った子どもがいる以上、処理ではなく処遇するのが必然です。
(いや、本当なら平時からそうであるべきなのですが・・・)

特別支援学校の事案で、先生方が限界を超えていることは容易に想像できます。
「オペレーションを改善しろ」と言うのは簡単ですが、現場の苦難は別次元です。
事案が発生するたびに教育委員が現場を確認してきたか、聞いてみたい気もします。

これまで、さまざまな地域の特別支援の先生方からご相談を受けています。
「事故が発生しても教育委員会はすべて担当教員の責任にしてしまう」
中にはモンスター化した保護者の対応まで担当教員に押し付けている地域もあります。
こうしたご相談はパッと思い出せるものだけでも2ケタに及んでいます。



今回の事案では、県教委側にこんな考えがあるのではないかと感じています。
「同一校で死亡者が出てしまったから、過去の事案も公表せざるを得なくなった」
もしそうであるならば、死亡者さえ出なければ公表しなくてもよいことになります。

もちろん私は公表の有無を問題にしているのではありません。
現場の子どもたちや教師たちの思いを軽視していなかったか懸念しているのです。
実際に命を落とした生徒さんがいること、本当に悔やまれてなりません。

特別支援かどうかに限らず、学校という場所は常にリスクと隣り合わせです。
予測困難な事件・事故・病気・災害・・・
そのリスクを未然に防ぎ、子どもたちや先生方を守る仕組みが必要です。
「ああしなさい、こうしなさい」と現場に命ずるだけでは改善に繋がりません。


リスク管理にはマネジメントの基礎知識が不可欠です。
そして、その運用にまで信頼性を持たせなければ必ず事故は起きるのです。
これは現場教員ではなく、学校設置者(自治体)が先に考察すべきことです。

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NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
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