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【退職教員の実情とは?】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2018-11-30 17:00:00

【退職教員の実情とは?】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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前回の記事で教育界、特に教師の勤労環境について整理するお約束をしました。
極めて深刻な状況と言わざるを得ない現実があります。
まずは退職教員の実情についてお話ししましょう。


「教師を辞めるなんてもったいない」という言葉。
教職を知らない多くの人々によって転職を考える教師に投げつけられます。
本人が何に苦しみ、どんな思いで転職に向き合おうとしているかはお構いなし。

もちろん彼らが言うことにも一理あります。
それでも転職を考えるからには、それ相当の理由があり、抱えている苦渋があるはず。
しかし、そこが企業人にはなかなか理解し難いのでしょう。
「社会的に恵まれた身分なのに、なぜ自らそれを投げ捨てるのか」というわけです。

校内ではなかなか教師の退職という話を聞かないのですが・・・
現実的には「少ない」とは言えない実情があります。



2015(平成27)年度における離職者の状況を見てみましょう。
定年以外の理由による離職が多いことに驚きます。
文部科学省『平成28年度学校教員統計調査(確定値)の公表について』で概観してみます。

<2015(平成27)年度-離職教員のうち定年以外の理由での退職>
・公立小学校   離職者のうちおよそ34.0%
・公立中学校   離職者のうちおよそ41.8%
・公立高等学校  離職者のうちおよそ33.2%

退職者のうち、定年以外で職場を去る先生方が3割以上もいますね。
あなたも驚かれたのではないでしょうか。



中でも心配なのが、何らかの精神疾患による退職です。
定年を除く退職者全体に占める割合は次の通りとなっています。

<2015(平成27)度-定年を除いた離職教員のうち精神疾患による退職>
・公立小学校   およそ5.5%
・公立中学校   およそ6.2%
・公立高等学校  およそ4.2%

昨今では精神疾患による教師の退職に関する報道が増えました。
社会問題の一つとして扱われる場面も増えつつあります。

かつてはモンスターペアレント問題が多く取り沙汰されていました。
ここ数年間は教師のメンタルヘルス不全が多く語られるようになっています。
規定時間外労働の多さや業務の複雑化によって追い詰められているのです。



もしかしたら、あなたも今日の記事が他人事とは思えない一人かもしれませんね。
教職にはリベンジできますが、人生の失われた時間は返ってきません。
特に精神疾患ともなれば、治療には膨大な時間と手間とお金がかかります。

人生の保護という観点から転職を考える先生が増えている現実があります。
しかし、「企業で働けるのかどうか心配だ」という思いから行動に起こせません。
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  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・キャリア教育事業部長
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・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
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