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【日本:教師の自己効力感の危機】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2017-03-21 11:00:00

【日本:教師の自己効力感の危機】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。



「次の年度も、また同じモヤモヤを繰り返すのかな・・・」

今月に入ってから、面談やメールのやり取りで見聞きしている言葉です。
今までの問題が解決されないまま、また新しい年度を迎えてしまう。
消化不良のような気持ちのままで新年度の準備をしているそうです。

モヤモヤの出所もおおむね皆さん似通っています。
過重な業務、部署間の不整合、特定の教科への責任転嫁、パワハラ、放任。
昭和の時代から放置され続けている『組織病』が原因となっているようです。



『TALIS 2013』(国際教員指導環境調査)によれば・・・
日本の先生方の自己効力感は諸外国の半分程度にまで低下しています。

例1:学級内の秩序を乱す行動を抑える 日本52.7%/参加国平均87.0%
例2:様々な指導方法を用いて授業を行う 日本43.6%/参加国平均77.4%
例3:生徒に勉強ができると自信を持たせる 日本17.6%/参加国平均85.8%

日本人の几帳面な性質が影響したとみる向きもありますが、それにしても大きな差。
それだけ先生方が子どもたちと向き合えず、かかわれていない背景が見えてきます。
子どもたちとのコミュニケーションが不足しており、自責の念が強いのです。



TALISでは他にもさまざまな問題点がわかります。
まだご覧になっていない方は、ダイジェストだけでもご確認なさってください。
『OECD 国際教員指導環境調査(TALIS2013) のポイント』(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2014/06/30/1349189_2.pdf

先生方が自己効力感を高められない最大のポイントは児童生徒との交流不足。
その背景にあるのは過剰な縛りを教育現場にもたらす社会的風潮です。
残念ですが、本末転倒の要求を教師たちに突き付けている場面も見られます。

加えて組織構造や法律・制度による縛りも少なからず存在します。
そのため、先生一人ひとりが小さな達成感を積み重ねることが難しいのです。
教育の根幹から離れた事務作業に忙殺され、本来の業務に向き合えないことも。



「自己肯定感」・「自己効力感」・「自己重要感」・「自己達成感」・・・
こうした言葉が先生方の意識に上がりにくくなっています。
「できなかった」という後悔や自責の念にさいなまれ続けているためです。

地域や保護者の協力意識が弱まりつつあり、学校の孤立が進んでいます。
その一方で、過剰な依存を見せる保護者や苦情に加熱する地域住民もいます。
もはや学校単体では先生方をフォローしきれなくなっている実情があるのです。

学校は子どもたちを教育する場であり、言い換えれば国の未来を創造する場です。
ただ単に児童生徒や教師たちだけのためのものではありません。
この問題について、保護者・地域・行政・政府の関心が高まることを切に願います。



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2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
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  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・キャリア教育事業部長
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精神疾患で休職する教師を半減させます。
先生方の「未来への悩み」を解消します。



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