「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー
済み【自分の本心に嘘をつき続けながらも】「教師の転職相談室」メール講座
配信時刻:2017-02-24 11:00:00
- 【自分の本心に嘘をつき続けながらも】「教師の転職相談室」メール講座
こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
今月に入って、読者の方々から似たようなご相談を複数いただいています。
新年度に向けた動きが活発化し始めたためと見られます。
「新入生を確保できず、経営が一気に悪化するので給与が心配です」
「複数の休職者が出ているのに、教員の加配には期待できそうもありません」
「ただでさえオーバーワークなのに、望まない役職を押し付けられそうです」
ほかにも理不尽としか言えない勤務の強要についてのご相談があります。
(授業のコマ数、部活動、校務分掌、外勤などなど)
どのご相談も出口を見つけるのが難しいと思わざるを得ない内容です。
ここで避けたいのは人間関係の悪化による業務の停滞です。
なにしろ一番迷惑をこうむるのは子どもたちですから。
先生方の連携が整わなくなれば、学事が破綻したり機能しなくなったりします。
それでも、「無理なものは無理」と明確に意思表示しなければなりません。
無理が通れば道理が引っ込む。
これは動かしがたい事実です。
「ほかの先生方に迷惑をかけたくない」
そう思う気持ちも理解できますが、自分がダウンしてしまったら最悪です。
新年度が動き出した後で仕事に穴をあけてしまう方が、むしろ大変なことです。
「できないものはできない」
限界を感じているのなら、勇気を持ってそう伝える必要があります。
年度の途中で教員が交代ということになれば、児童生徒の不安は計り知れません。
教育界の常として、私が心配していることがあります。
それは子育て中の教師や若手に対する配慮が決定的に不足しているということ。
また、年功序列による旧式の業務分担が平然とまかり通ることです。
楽をしている人がより楽になり、忙しい人がより忙しくなる。
こんなバカげた業務管理をしているようでは、学事の向上など望めません。
負担の多い人にこそ、周囲から率先してフォローを入れてほしいと思います。
長い間の勤続においては、周囲に助けを求めなければならない場面もあります。
はたらくということは、いつでも「お互い様」と「おかげ様」のやり取りです。
助けられる場面を想定できるならば、平素は自分が周囲を助けておくのも筋道です。
私は妻がガンに倒れた時、少なからず同僚たちから支えてもらいました。
何事も「お互い様」であり、「おかげ様」で働くことができている。
そんな意識を持つ教員が多くいたため、本当に救われました。
父子家庭となった後も、同僚たちは何かにつけて私を助けてくれました。
決して軽くはない病を持つ両親と同居することにまで気遣いを受けたのです。
その恩返しとも思い、私は学校改革になお一層の努力を傾ける気力を維持できました。
まあ・・・一部の教員たちがそんな私に嫉妬して、嫌がらせしてきたこともあります。
それでも我慢できたのは、支え合って過ごすことができる仲間がいたからです。
もしそういう同僚が存在しない学校なら、とっくの昔に見捨てていたことでしょう。
経営破綻の危機をひしひしと感じながらも退職できなかったのは、そのためなのです。
今思えば、ただひたすらに学校改革を推し進めるのみと心に決めていたのだと思います。
時に自分の本心に嘘をつき続けながらも。
あなたの勤務する学校・・・職員室の人間関係はいかがでしょうか。
我慢をしてでも、身を犠牲にしてでも、尽くす理由のある学校と言えるでしょうか。
新年度について難しい判断を迫られるこの時期、冷静に考えておきたいことですね。
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2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
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