新・鴨め~る - バックナンバー

引っ越し屋さんの営業マンに教わった、人を動かすために大切なこと

配信時刻:2015-08-10 08:40:00

◯◯◯さん!こんにちは!
鴨頭嘉人です(*^o^*)


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2015年4月、
東京カモガシラランドの事務所を
引っ越した時のエピソードです!


 

今の事務所の1つ前の事務所だったのですが
東京新宿区に
ありながら…

晴天の日には
富士山が見渡せる
絶景の事務所でした(^_−)−☆

 


はい♡

景色で決めました(笑)

 


その直後に実は、
鴨頭家も
引っ越しをしました。
 
僕は今まで
マクドナルドで
転勤を
たくさんしてきたので、

引っ越し経験は
10数回あるんです。
 

 

ですが、
マクドナルド時代の
引っ越し業者さんは
指定業者さんがあったので、
そこにお願いする
電話をするだけでした。
 

 

今回は独立後初めての
引っ越しだったので、

「お、引っ越し業者さんを
 どこにするか
 選べるのか!」

とちょっと
ワクワクしていました♬


 

どう選んだらいいのかを
考える際に、
今まであまり
引っ越し業者さんのことを
知ろうとして
いなかったことに気づき…

「これは勉強に
 なるんじゃないかな?」

という気持ちで
インターネットで検索を
始めました(^_−)−☆

 


最近は…

「総合見積りサービス」

というものがあります。
 

買取りがメインの
車屋さんの業界で
よくあるんですが、

車を売りたくなったら
車の買い取りの会社すべてに
お客さんがオファーを出すと、
向こうから
 

「うちで
 見積もらせてください、
 買い取らせてください」


という連絡が来て、
お客さんが
どこの業者さんに
お願いするか
『選べる』という
サービスです。
 

引っ越し屋さんにも
その
『総合見積りサービス』
があったので
試してみました。
 



そしたら…

なんと!!


メールを送った
1分30秒後には
1社目の会社から
メールが届いたんですっ!!

 
そして、
さらにその後の
30分間の間に…

10数社から
どかどかって
メールがきました〜!!
 

それだけじゃ
済まなくて、
20分後くらいには
電話もジャンジャン
かかってきました!!
 

「引っ越しの○○です。
 お引っ越しの予定
 は○月○日と聞いたので、
 現場にいって
 見積りを出させて
 いただきたいのですが、

 ご都合は
 いつがいいでしょうか?」


という風にです。
 
引越し業界がいかに
競合とひしめき合っている
業界かがわかりますね〜
(≧∇≦)


 

僕は

【問い合わせたその日】

しか家にいることができない
スケジュールに
なっていたので…
 

「今日来て欲しいです。
 今日来れなかった
 業者さんは
 今回の引っ越しは、
 当選できません」


っていう
だいぶ自分勝手なトークを
全部にしていきました…!!
 
その結果、
当日来てもらうという
無茶振りにも関わらず、
数社が30分刻みで
来るような
スケジュールに
なりました!
 


夕方の16時〜18時に
4社の会社が
くることになって、

「鉢合わせしても
 いいからいきます!」

と各社の担当者が
積極的に言ってきました。
 

「やっぱり競争の激しい
 業界なんだな〜」

と思いました。

 

そして、
この状況なら

「かなり安い業者さんが
 見つかりそうだな〜♡」

って思ってました(^_−)−☆

 


もちろん、その通り!

かなり安い業者さんが
見つかります!!

しかし…


結果として、
僕は…

【安かった会社じゃない】

ところに
お願いすることに
なりました。
 

 

僕がお願いした会社は…

『引っ越しのサカイ』

でした。
 

 

 

パンダのマークのついた
トラックの会社で、
1番安かった会社よりも
24000円
高かったんです。
 

じゃぁ、なんで高いのに

『引越しのサカイ』

に決めたのかっていうと…


営業マンがあまりに
素晴らしかったんです!!
 
引っ越しのサカイの
営業マンさんが来る前に
先に来ている業者さんが
ありました。
 
そこの業者さんがまず
部屋の中に入って、
部屋にある荷物を見ながら
見積りのための
チェックをしていた
タイミングで…

後から
『引っ越しのサカイ』
の営業マンの方が
きました。
 


入ってもらった時、
引っ越しのサカイの
営業マンの方が…

前に来ていた
引っ越し業者さんに…

深々と頭を下げて
挨拶したんです…!!


 
僕は
ビックリしました…!!

 

ライバル会社の営業マンに
深々とあいさつする
営業マンを
初めて見たからです!!

お客様に挨拶するのは
どこの業者さんもしています。

ところが、
この
『引っ越しのサカイ』
の営業マンは…

ライバル会社の
営業マンに向かって
こう言ったんです。


「○○さんですね。
 ご苦労さまです!!」


深々と頭を下げて、

「少し待っています。」

といって奥の方に
控えていたんです。
 

先にきていた業者さんは、

「あ」

ぐらいな感じで、
どちらかというと、

『困っちゃったな』
オーラ出してました。

正直、挨拶とは
呼べないような…

会釈程度でした。


 
『引越しのサカイ』
の営業マンは

深々とおじきして、
ハキハキとした
あいさつをライバル会社の
営業マンにしていました。


家に到着して5秒で…

【 明確な差 】

がついてました。

 


そして、

前の業者さんが
部屋の荷物を見終わって、

『見積書を
 その場で準備』

してくれている間に、
引っ越しのサカイの
営業マンさんが
部屋の中を見ながら
作業を始めました。

それまで、
前の業者さんが
部屋の中を見ている間、
引っ越しのサカイの営業マンは
奥で控えてたんですが、

実はその間…

彼は、ず〜っと…


入ってきたときの笑顔で
ニコニコしながら
待っていたんです!!

 


 
僕はわざと見てない
フリをしながら、

「いつまで
 やるんだろう?」

と、探究心が芽生えたので
見ていたんですけど…

待っている間、
約10分もの間に一度も
口角を下げずに
控えていたんです!!


 
そして、前の業者さんが
僕に見積書を
渡して帰るときに
そのライバル会社の
営業マンが
出ていく後ろ姿に対して…
 

「ご苦労さま
 でした!!」


と深々と
おじぎをしたんです!!

 

声をかけられた、
ライバル会社の営業マンの方は
振り返る事もなく…

出て行きます。


 

 

細かい違いですが、

【 圧倒的な違い 】

でした…。

 


 

引っ越しのサカイの
営業マンさんも
見積書を作り始めました。

 

その作業をやっている間も
始終笑顔なんです!!
その姿が…

とても爽やかでした。

 

 
そして、
僕も話をするのが
好きだから、
色々な雑談をしました。
 

「この仕事
 どれくらい
 やっているの?」


って聞いたら、
 

「お陰さまで
 採用していただいて
 まだ2年なんですが、

 今…成長中です!!」

 
間髪入れずに
この回答です(^_−)−☆
 

「新卒なの?
 中途なの?」


と聞いたら


「新卒です」


って言っていました。
 

「なんで大学まで行って、
 新卒で引っ越し会社に
 就職しようと
 思ったの?」


って聞いたら…

 
「もちろん就活は
 周りのみんなも
 やっていたので
 僕も就活しようと
 思ったんですが、

 僕は就活をせずに
 引っ越しの
 アルバイトしていました。
 
 当初、
 アルバイトを始めた
 キッカケは…

 正直、お金でした。


 やりたいことが
 たくさんあるので、
 1日でいっぱい
 稼ぎたいなと思って、

 引っ越し業界は
 ハードなのは知ってるけど、
 時給が良いから
 始めたんです。

 

 でも、やっていると…

 先輩たちが
 すごく優しい人たち
 ばっかりなんです!!

 優しさと思いやりに溢れた
 先輩たちに出会って、
 僕の働くイメージは
 180度変わりました!!


 正直言うと…
 引っ越し業界を
 どうしたいというよりも

『こんな優しい人たちが
 いる会社で働きたい』

 と思うように
 なったんです!!

 
 何の業界かじゃなく、
 こんな先輩たちと働きたい
 という想いで…

 他のところの
 就職活動をすることなく、
 【 引っ越しのサカイ 】に
 お世話になりたいと
 思ってお願いしたら、

 有り難いことに
 採用してもらったので
 働かせてもらってます!

 

 だから、
 引っ越しのサカイが
 僕の働くっていうことの
 全てなので、
 全力で働かせて
 もらっているんです!!」

 


っていう話を
してくれました*(^o^)/*
 

まさしく僕が
【私は自分の仕事が大好き大賞】で
多くの人に
気付いてもらいたいと思って
やっていることの
1つである、
 
『職業に価値がある
 職業があったり、
 価値がない
 職業があったり、
 尊い仕事があったり、
 大した事ない仕事が
 あるんじゃなくって、

 自分がその仕事を
 自ら感謝しようとか、
 好きになろう
 っていう風に自分の
 内側から決めてるんだ』


っていうことを
彼は体現してくれている
素晴らしい若者だなぁ…

と思って
ほほえましくて
思っていました(^_−)−☆
 

 

 

そうこうしている間に
見積りが出ました。
 


それを見た瞬間、
僕は正直に言いました。
 

「さっききた業者さんより
 24000円
 高いんだね。」

 
そしたら、
彼は「え!」って言って、
 
「そうだったんですか。
 24000円安かった
 っていうことは、
 ○○円ですか?」

 
と尋ねました。
 

僕は「そう」
答えました。
 
すると、彼は


「とても無理です。
 どう考えても
 その金額は
 うちでは不可能です。」

 

って正直に言いました。
僕としても

「そうかぁ」

という感じだったのですが、
 

「でも、僕…
 諦めたくないです」


って言い始めたんです。
僕も


「じゃぁ、何かある?」


って聞いてみたんです。
 
そしたら、


「ほんのちょっとだけ
 お時間いただいて
 いいでしょうか?

 引っ越しのサカイが
 どんな引っ越し会社か
 ということを
 聞いてもらえると
 嬉しいです!!」

 
って言って、
彼は話し始めました。

 

引っ越しのサカイが
どんな想いで
引っ越し屋を
やっているかということ…

引っ越し業界の中で
自分たちは
どんなポジショニングを
意識しているかっていうこと…

引越しのサカイが
お客様にどう思われているか
という事実…


それらを丁寧に…

一生懸命、
大汗をかきながら
説明してくれたんです!!
 

 

僕が彼の話を聞いて、
すばらしいなと思ったのは
 

「これは、お客さまには
 ひょっとしたら…

 全く関係がないことかも
 しれないんですが、
 聞いていただきたい事が
 あるんです。

 
 私たち
【 引っ越しのサカイ 】では
 何を一番大切に
 しているかというと…

【 引っ越しのサカイで
 働いている私たち
 社員が成長すること 】


 それが…

 1番大切にしている
 事なんです…!!

 

【 私たちの人間的成長 】

 こそが

【 社会やお客さまに
 とっての
 1番大切なこと 】


 だから僕は…
 引っ越しのサカイ以外は
 考えられないんです!!

 僕、引っ越しのサカイが
 大好きなんです!!」

 

という内容を
話してくれました…。
 

 

僕はそこまで話を聞いて…


彼に
こう言いました。
 


「分かった。

   君を買おう。」


って。
 


彼は驚いた顔をして、
 

「いや、でも…
  ちょっとこれ以上の
 見積りは・・・」

 
という
彼の言葉を遮って
 


「いーや、
 これ以上ない
 見積りをもらった!

 だから、
 引っ越しのサカイに
 するよ!!」

 
って言ったら、

 
「ありがとうございます!
 ありがとうございます!
 ありがとうございます!」

 
って深々と
お礼を言ってくれました。
 
僕は、

「そのかわり
 1個約束してほしい
 ことがある」

って言いました。

 


 
「きみが営業所に戻ったら、
 必ずきみの前にきた
 引っ越しの○○よりも
 24000円高い見積りで
 鴨頭さんは
 契約してくれました。


 そのことを絶対に
 上司に報告してほしい」

 

 
って言ったんです。
そしたら彼は
 

「いやー、
 とっても嬉しいん
 ですけど…

 それは言えません。」

 
って言ったんです。
 彼は続けます。


「それじゃぁまるで僕が
 頑張ったみたいに
 なっちゃう。

 でも、僕が
 がんばったんじゃないです。

 鴨頭さんは、
 引越しのサカイが
 今までお客様に提供してきた
 実績を聞いて、
 私たちを
 選んでくださいました。

 だから、それは…
 今まで引っ越しのサカイを
 作ってきてくれた
 先輩達のお陰なんです!!」


って言ったんです。

 


 
完璧でした!

圧巻でした!!



彼の言動には
見事なまでに
一貫性がありました!!

 


素晴らしい働き方
考え方に
感動させられました!!

それに対して僕は、


「じゃぁ、
 注文書をちょっとくれる?」


と言ってその注文書に、


【他社よりも24000円
 高い見積りだけど
 営業マンの彼が
 素晴らしかったので、
 僕は引っ越しのサカイに
 決めました。鴨頭】


って書いて、

 
「これを会社に
 提出しないと
   君は職務怠慢に
 なるね。」


そう言ったら…

「ありがたく頂戴します。」

と受け取ってくれました。
 


ふたりの間に
深い信頼が
生まれた気がしました…。

 

 


そして、
彼は最後に言いました。


 
「鴨頭さん
 マクドナルドで25年
 働かれてたって
 さっきおっしゃって
 ましたね!

 実は…
 僕もマクドナルドで
 働いていたんです。」

 

僕は思わず!!
 

「な…なんで?!
   何でそれ…
 オレがサカイにする
 って言う前に
 言わなかったの?!」

 

「いや〜、僕は
 いつ言おうか、
 いつ言おうかって
 思っていました。

 だけど、最後に
 1番伝えたいことを
 伝えようかなって思って、
 最後に言おうと
 思ってました。」


そう言い残し…

彼は会社に
帰っていきました…。

 


 
彼は、素晴らしい
営業マンであり、

素晴らしい大人だと
思いました。

 
当時まだ入社して2年なので
24歳くらいの
若者なんですが、
なんて人間力の高い
人なんだろうな
って思ったんです。
 


ついつい僕なんかは
小賢しくテクニックで
仕事を成功させようと
いう風に
すぐなりがちなんですが、
 
彼のように
自分の会社だったり、
お世話になった人たち
だったり、

働かせてもらえてることに
感謝している心があれば、
必ず気づいてくれる人に
きっと出会える。
 

もちろん、
すべての人じゃない
かもしれませんが、
必ず見つけて
くれる人がいる。


そんなことを彼のあり方から
教わったような
気がしたので、
 
僕もこれから自分の職業、
お世話になった人、

それから
働けていること自体にも
感謝するってことを
もっともっと
アンテナ立てて
意識していきていくことで、

働く喜びを体現
していきたいな
って思いました。

 

 

その日以来、街中で…

引っ越しのサカイの
車を見る度に

【 いい会社だなぁ 】

って思います。


 
◯◯◯さん!!
引っ越しをするなら

【 引っ越しのサカイ 】

がオススメです(^_−)−☆
 

 



最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ!


 



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発行者
株式会社東京カモガシラランド
代表取締役 鴨頭嘉人
 

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