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褒めると承認って何が違うの?

配信時刻:2014-06-02 07:00:00

◯◯◯さん!こんにちは!
鴨頭嘉人です(*^o^*)


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講演をやった後のQ&Aや、
話し方の学校、
倫理法人会でも
よく聞かれる質問があります。

 

 

「褒めると、
   承認の違いって
   何ですか?」

 

 

褒めると承認は…

違うというのも
正しいし、
重なってるといっても
正しいです。


ですが、

褒めると承認は
同じではない

とは言い切れます。

 

 


褒めるとは…

相手の人が行った
『良い行い』
に対して賞賛すること。


例えば、
部下が契約を取ってきたとか
お客様に感謝の言葉を
もらってきたとか、
目標達成したときに
できるのが褒めること。

 

 


一方で、

承認は…

良いパフォーマンスを
行ったから伝えるもの
ではなく…

 

 


ありのまま、

そのままを

ただ認める。

 

 



会社のシーンで例えるなら、
会社に社員が来たときに

「今日も会社に
 来てくれて
 ありがとう!」

っていうのは承認。

「一緒に働けて
 嬉しいよ」

っていう
感情を伝えることも承認です。

 

相手は1円も
売り上げていないし、
目標達成をしているわけでも
ありません。

 


でも、

 


存在を認めることはできる。

 

 

 

「いてくれて
 ありがとう。
 きみといると
 安心するよ。
 会っただけで
 元気をもらえるよ」

っていうのは…
相手が何かをしたのではなく

「私が

 こう感じました。」

っていう
個人的なメッセージなので、
相手も否定できない
メッセージなんです。

 

 

 

 

 

承認とは…

 


ありのまま、
そのままを伝えること

褒めるとは
明確な違いが
あるんです。

 

 

 

 


僕自身が

『承認の力ってすごい!』

って思ったのは・・・

かれこれ10年ほど前の
ある居酒屋さんでの出来事が
きっかけでした。。。

ちょうど僕が
マクドナルドを卒業して、
何の仕事もしてない
ハッピーマイレージさえ
立ち上げていない頃の
コトです・・・

 

 

 

 

 

昔の仲間と
新宿歌舞伎町の地下にある、
居酒屋チェーン店に
いったんです。


そこは客席数が
100席近くあったんですが、
そこで働いている
アルバイトの男性が…

ド金髪でピアス…

オマケにズボンは腰履き…
だったんです。


 

さらに、
その居酒屋さんは
小動物のようなニオイが…。

 

 

正直言うと、

「うわ〜
 これ失敗したな!」

って思ったんです。


暗くて、
臭いし、
しかも店員が
やる気ない。。。

っていう
三拍子がそろってる居酒屋…。

 

食べたいって思わないし、
夢語りたい!
っていう気分にも
ならなかったんです。。。

 



「どうしようかな、
 店変えようかな」


って思ったんですが、
来た瞬間に帰るのは
あからさま過ぎて
申し訳ないと思って…

一杯だけ飲んだら
店変えようって
思っていました。

 


その後、
先ほどの男性スタッフが
注文をとりに来たときに…
 

予想を超える
感じの悪さ…

この世のものとは思えない
暗さ…

何とも言えない
憤りを感じて…

 

 

 


しかし!
かえってそれが良かった…!

 

 

 


逆に面白いアイデアが
浮かんだんです!!

 

 

 

「よし!
 ゲームをしよう!!」

 

 

 


【どっちが先に

 男性スタッフから

 笑顔をゲットするか

 ゲーム】

 

 

 

まさに、
リアルなコミュニケーションを
競うゲームのスタートです!


注文のたび…

スタッフの男性に、
僕らは色んな
笑顔を引き出すための
パンチを繰り出すわけです!

 


「がんばってね」

とか、

「この店、
 良い場所にあるね」

みたいに。

 


でも…

 

「はぁ」

みたいな感じで…
まるで響きません。

 

 

「じゃぁ次
 ドリンク
 持ってきた時こそ…
 笑顔ゲットだ!!」


僕たちは、
燃えてきました!!

ビールとコーラを
持って来てくれたら…


「おー!ありがとう。
 すごいタイミングに
 持って来てくれたね。

 ちょうど今
 カンパイしたいと
 思ってたんだよ~!!」

 

これでどうだ!


「はぁ・・・」

 

みたいな感じで、
まるで響きません…。


「おっしゃー!
 これは、
 負けるわけには
 いかないぞ!」

ってなって…


だんだん、
僕と連れとの戦いじゃなく…

お店のスタッフと
僕たちとの戦いに
なってきました…!

 

 

 


「すごいね」

とか

「タイミングいいね」

とか

いくら褒めても彼は
受け入れないんです…。

 


褒めてると逆に…

寒い空気になってきます。

 

 

褒めてる自分の中にも

『せっかくこっちは、
 褒めて
 やってるのに…。』

という気持ちにも
なってきます。

 

 


『これは…

 褒めるんじゃ
 だめなんだな…。』


って思ったんです。

 

 


じゃぁ、


『褒めないで
 笑顔を引き出す』

って…

どうやったらいいんだろう?

 

 

 

 

 

なかなか答えが
出てこなくって…

ずっ〜と考えて

出てきたのが…

 

 


「今の時間って
 フロア1人で
 やってるの?」


っていう質問だったんです。

 


男性スタッフは
答えてくれました。

「あ、はい。
  今の時間1人です」

 

「え、これ
 客席数80席くらい
 あるじゃない?」

 

「そうです」

 

「これ1人で
 お客様に
 対応していくのって
 大変だよね〜」

 

そのときに彼の表情が
変わりました。

「いや~、
 けっこう大変です」

その言葉を聞いたときに

「初めて会話が

 かみ合ったな」

って思いました!

 

 

さらに質問してみました。


「週何回
 働いてるの?」


「僕は週5回
 働いています。」


「うわ〜!
 頑張ってんだね~!」

って言ったときに…

 

 


奇跡が起きました。

 

 

 

「はい!
 頑張ってるんです♪ 」

 



「  …!! 」


 


初めて…

彼の笑顔が出たんです!!

 

 

 

 

その笑顔の瞬間…
褒めてないんです。

 

 

 

どこがすごいとか、
笑顔が素敵だとか
何も褒めてません…。


「頑張ってるんだね」

って…

ただそのまま…
ありのままを認めただけ。

 

 

 

 

『承認』の

瞬間でした。

 


そのときに彼と初めて
人としてつながることが
できたな
って感じました。

 


従業員、
お客様ではなく…

1人1人の人間として
つながった。

 

 

 

もう、
何だか嬉しくなって♪

僕たちも
笑顔になってました!!

 


その後、
また次の料理を運んで
きてくれた時…彼は、

最初から笑顔だったんです。

 

 


「めちゃ良い
 笑顔じゃん!
 表情
 変わったよね〜♪」


って伝えた時…

彼は、


「ありがとう
 ございます。」


そう、
答えてくれました!

受けとって
くれたんです(^_−)−☆

 


僕は、
心を込めて伝えました!

 

「サービス業って
 素晴らしい仕事だって
 僕らは思っているんだ。

 毎日来ているお客さんに
 元気になってもらいたい
 とか…

 笑顔になってもらいたい
 とか…

 ときには
 嫌なことがあったお客さんも
 来るかもしれないよね。

 でも、
 そんなお客様に少しでも…

 ほっこりするような
 サービスだったり、
 空間を提供することができる
 サービス業って
 素晴らしいと思わない?


 しかも、
 君はらこの時間に
 80人くらい入る
 お客さんがいる場所で
 お店任されてるんだよね!

 それって、
 今きみがお客様が少しでも
 笑顔になれるような
 接客をしたら
 この居酒屋さんの
 イメージそのものを
 変えることができる!!

 そんな役割を
 担ってると思わない?」

 

彼は真剣な顔で
聴いてくれています。

 

「きっとこのお店の
 社長さんは
 具体的に今みたいに
 言葉では伝えて
 いないかもしれないけど…

 実際には君に
 その役割を今、
 任せている状態だと
 思うんだよね。

 だから、
 このお店のイメージも
 このお店を運営している
 オーナーの役割も、
 そしてこのお店に来ている
 お客さんの気持ちも…

 きみ次第で
 変えることが
 できるんだよね!

 そう思うと、
 仕事のやりがいって…

 変わると思わない
 *(^o^)/*」

 

っていう話をした時…

最初は全然やる気のなかった、
彼は爛々と輝くエネルギーで!



「僕…!

 それをやりたいって
 思ってました!」



って言うんです…!!

 


「僕、本当は
 居酒屋さんで
 働こうと
 思った理由は…

 そんな風に
 お客様に笑顔に
 なってもらったり、
 元気になって
 もらったり♬

 何かお客様に
 与えるような
 仕事をしてみたい
 と思って
 始めたんです!

 今…
 思い出しました!」


って言い始めたんです!!

 


めちゃくちゃ
興奮してきました〜*(^o^)/*

 

 


「出来るよ!
 やったら
 いいじゃん!!」

 

「やります!
 今日から!!」

 

って言って、
ハグをしたんです。

地下の居酒屋さんで(笑)

 

 

 

でも、
今になってみると…

そのときに気づかされたのは

『僕だったな〜』

って思っています!!

 

 


正直に言うと、
彼がそんな思いをもって
働いているなんて…

1ミリも思って
いませんでした。

 


正直言うと、

「こいつ
 やる気ねーな。
 どうせ金のために
 働いている
 やる気のない
 スタッフで
 長く続かない
 だろーな~。」

なんて思っていたんです。

 

 

全く相手の可能性を
信じていませんでした。

恥ずかしい話です。

 

 

そのときは
ゲーム感覚で
始めただけでした。

最初から、
そんな奇跡が起こるなんて
思っていませんでした。

ゲーム感覚で始めた
承認ゲームが
彼が本当に思ってた
表に表れてない本当の気持ちを
引き出すことに
なったんだなって思って…

 


やっぱり

『承認の力』

って…

僕が思ってた以上の
力があるなぁ
ってことを彼に
教えてもらった瞬間でした。

 

 


最後、
私たちが会計するときには…
 

そこには、
やる気のない店員は
そこにはいなくなり…

来たお客さんに全力で
自分が思ってたことを
思い切って伝えよう!

って目をきらきらさせてる
若者しか
いませんでした(^_−)−☆

 

 

 


これから、
ハッピーマイレージを通じて
こんな奇跡の瞬間を
たっくさーん
作り続けていきます。

そして僕が
体験したような体験を

この赤いカードを配る仲間も
体験する…。

 

 


ハッピーマイレージ活動を
生涯続けていきます!!!!!

 

 

 

 

人はみんな…

承認された時
本来の自分になる

 

 

 

それが独立して間もない頃
新宿の汚い、臭い、

だけど…

最高〜の若者がいた
居酒屋さんでもらった
プレゼントでした。

 

 

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ!

 



◯◯◯さんへのお願い…

 


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発行者
株式会社東京カモガシラランド
代表取締役 鴨頭嘉人
 

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