子どもの成長が加速する発達科学コミュニケーション - バックナンバー
人間関係が一見上手なお子さんの育て方に要注意!【発達科学ラボ】
配信時刻:2017-10-13 20:20:00
- ◯◯◯ さん親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの成長を加速させる!発達科学コミュニケーション代表の
吉野加容子です^^
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ーーーーーーーーーーーーーーーーこんばんは!自閉症スペクトラム(ASD)について顕著な自閉傾向は2歳前後で発見可能です。代表的な発達障害のうち、ダウン症などの染色体異常を除けば最も発見が早いとも言える発達障害の特性です。その代わり、ごくごく軽度でグレー(パステル)の場合、成人になってから診断を受けている人も少なくはありません。成人期に診断を受けるケースのほとんどは、本人は小さい頃から違和感があったと言います。自分では学校や家族に馴染めない感覚があったけれども、親や先生は気づいていないようだし、気づけば悲しむだろうし、なんとか騙し騙しやってきました・・・私がお話を伺った方はほぼ全員と仰っていいほど子どもの頃から自覚があります。ところがその違和感の理由がわからない。どうしていいのかも分からない。大人になって調べてみたらアスペルガーとかASDにぴったりで受診に至る。そんなケースがほとんどでした。つまり、放置されているのですね。もちろん親御さんだって意図的に放置しているわけではないのです(ごく少数を除いて)。ある程度お勉強ができて、目立った問題行動がなければ気づかれずに大きくなることはいくらでもできます。それでも、ソーシャルスキルや自分の気持ちの取り扱い方が未熟なまま育ってしまうので社会人になって困っているんです。では、どんなタイプが社会人になってから困るのか?これには2タイプがいます。1タイプ目は、やはり空気が読めないタイプ。他の人が考えていることを理解することが苦手なタイプです。独特な感性を持っている、と言い換えてもいいかもしれません。比較的、自閉傾向がはっきりしていると(知的能力に関わらず)周囲におかまいなしに行動します。自分から積極的に人へ関わっていって関わり方を失敗してしまうADHDと違って、どちらかと言えば孤立を好んで活動します。この「好む」というのがポイントで仕方なく孤立しているというより、「一人が好きだから、僕のことは誘わないで大丈夫だから!」という感じです。誘われちゃうと断り方も分からないし、別に人とワイワイ遊びたくもないので、拒否感が強い場合もありますね。あまり自分から積極的に人に関わろうとはせず、必要にかられたとき、何か用事があるとき、要求があるときに人を動かそうとする、といった方が近いかもしれません。人と交わることのストレスも大きいので、自閉傾向の強さに応じて、どの程度の集団で育てた方が良いか適切な判断が必要になります。これがパステルになるとちょっと様相が変わります。一通りのソーシャルスキルは身についているので、集団に適応しながら学校生活もうまくやっています。家に友達も来るし、友達の家に遊びにいくこともあります。アスペルガータイプは雑談などの明確な目的がないような交流は好みませんが、パステルさんくらいだと雑談も楽しくします(相手にもよりますが)。その反面で、ドライな人間観察をのぞかせることもあります。親友(と思われる子)に対して、「あの子、いい気になってるから」とか、「え〜、親友なんじゃないの!?」と突っ込みたくなりますが、人は人。自分は自分。あくまでも冷静に人を見ています。こんな調子で、両親や家族のこともかなりドライな目で見ている子も多いです。「うちの母はあーゆー人なんで。」意外と頻繁に聞くセリフです。「お母さんのこと、好き?」「・・・好きっていうか、感謝はしてます」そんな返答が多いです。「お母さんは、君のこと好きだと思う?」と尋ねると、「・・・どうなんでしょうか。」これ、大人の発達障害の人だけでなく、10歳以上のお子さんでも割と頻繁にするやりとりです。「・・・どうなんでしょうか。」と言った後に、「いろいろ心配してるみたいです」と続ける子も多いです。「心配してるのは分かるんだ」と私が言うと、「まぁ、あれだけ毎日ガミガミ言われると…(苦笑)。僕が○○ができないので仕方ないです。」こういうやりとり、本当に多いんです。色々と読み取れますよね。・お母さんがガミガミ言ってる事実は認識している・自分ができていないことを指摘されているのも分かっている・Yse/Noだけじゃない返答もできる・苦笑もできるそれなのに、・どこか人ごとみたいにケロッとしている・お母さんを「あの人」呼ばわり・「好き」というような感情的な人間同士の結びつきがどうやら希薄・自信のなさが垣間見える外見的には問題ないように見えても、内面的な結びつきが弱い場合が多いです。そんなときに、大丈夫でしょ!と何もしないのではいつまでたってもお子さんの感情の力が育ちません。他のASDの特性も見えるのなら、放って置かずに、人間関係を築く力を家庭で磨いて頂きたいと思います!なぜなら・・・自閉傾向がはっきりしていると人間関係が全般的に苦手になりますが、パステルちゃんの場合には部分的に人間関係がしっくりきません。初対面の人やほどほどに付き合っておけばいい人とは彼らは上手くやります。割り切れるのだそうです。家族に対しては(精神的な距離感があっても)さらけ出してOKという感覚があるようで外では見せないイライラや意欲のない面を見せている場合が多いです。ところが、親友や恋人などの「近い他人」ほど関係性を作るのに苦労しています。ある程度関係が深まってくると、相手に「分かってほしい!」と迫られる気持ちを理解できない自分に気づく。共感できない自分に気づく。こんな経験、誰にでもありますよね。◯◯◯さんにもあると思います。ただ、それが1度や2度ではなくて「いつもそう」「ずっとそう」いつまでたっても人間関係の充実感を得にくいのです。ですが、お母さんや家族と人間関係の充実を得た子は大人になってからが違います!まずは、ASDの理解から深めていきましょう。そして、お子さんの対人関係を上手に導く会話術をお母さんに身につけてほしいと思います!明日は、もう1つのタイプについてお話ししますね。Copyright©2017- KayokoYoshino. All Rights Reserved.
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