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コロナで相続税も安くなる!?
配信時刻:2020-06-24 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。今日のネット記事に、新型コロナウイルスに関連した「路線価」のことが掲載されていました。記事によると、新型コロナウイルスの影響で地価が下がった場合、相続税の計算の元になる路線価を減額修正できるように検討しているとのこと。路線価は、毎年1月1日の価格が7月1日に国税庁から発表されますが、新型コロナウイルスの影響が大きく出てきた今年の3月、4月、5月は、不動産取引にも大きく影響しましたので、減額修正ができるようになるのは、妥当なことでしょう。相続税の計算の元になる路線価が減額すれば、当然、計算される相続税も安くなることになります。これは率直に嬉しいところですね。もちろん、全ての地域が対象になるわけではありません。地価の影響を大きく受けるところは、都市部などの需要があるところですので、こうしたエリアが相続税減の可能性があるのでしょう。ただ、2018年に亡くなった方のうち、相続税の納税対象者は約8.5%とのこと。それでも2015年の相続税の改正前に比べると、納税対象者数は倍近くになっていますが、相続税がかかる割合は、それほど多くはないのが現状です。◉平成30年分相続税の申告実績の概要https://bit.ly/3euzJFd(国税庁HPより)とはいえ、適切な相続対策をしないと、相続税がかかってきますし、相続税がかからない不動産であっても、家を壊したり、片付けたりするのに、費用がかかる場合も多々ありますから、相続に関わるトータルの費用を考える必要はあります。また、「うちは田舎だから相続税の心配はないよね」という人も多く見受けられますが、地価が下がらない、路線課が減額修正されない、ということは、よくいえば現状維持、悪くいえば、人の動きがないということです。現状維持は「衰退」に向かっている過程なので、何かしらの対策はしなければならない状態です。少子高齢化が当たり前になった時代に、実家をこれからどうするのか?路線価減額や相続税減額というワードが、実家のこれからのことを具体的に考えるきっかけになるといいですね。↓路線価の詳細はこちらをご覧ください。◉路線価・評価倍率表(国税庁)Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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