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続・茶道で大号泣…千利休が感動!天下一のお点前とは?

配信時刻:2014-08-12 18:00:00

◯◯◯さん!こんにちは!
鴨頭嘉人です(*^o^*)


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【 学び 】とは…

 

「これまでに

 やらなかったことに

 時間をつかう

ことである。

 

そんな風に学びを
定義をして、
僕が2014年夏に
始めたことの2つ。

 

《動のボクシング》
 

《静のお茶》

 

今回は
《静のお茶》
の話をしています。

その《静のお茶》の
エピソードPart2です。


《静のお茶》
エピソードPart1はコチラ↓↓
  


《動のボクシング》の
エピソードはコチラ↓↓
ちなみに…
今はボクシングはやってません(笑)
  

 

茶室で先生に
さまざまなことを
教わっている中、

先生が用意してくれた
ある1枚のレジュメに
書かれたエピソードを読んで…

僕は大号泣することに
なったんです…!!

 

 

僕には当時

大田悦子
っていう
秘書がいました。

彼女は、
信じられないくらい
ドジを繰り返す秘書です。

 

講演会の時間を
間違えたりするんです。

6時からの講演会を僕に
7時って伝えて、
7時ってスケジュールに
打ち込むんです。

もちろん先方に
迷惑がかかります。

 

他にも、
名古屋の講演会なのに、
次の週にある
大阪の講演会会場に
本を送ったりするんです。


講演会の問い合わせや
依頼があったのに、
返信するのを忘れて、
クレームがくる
ことだってあります。

 

何度も何度も
同じような間違いを
繰り返す彼女に僕は…

心の中が
攻め心でいっぱいに
なっていました。

 

 

でも、

千利休のエピソード

を聞いて、

 

「なぜ彼女が
 普通の人では
 ありえないような失敗を
 繰り返すのか?」


その理由が分かりました。
 


そのエピソードは、
ある商家のご主人の
お茶会のエピソードでした。

 

・・・・・・・

 

商家の主が、
千利休を
招待することになりました。

 

千利休は、
いわば、
日本中を席巻している
お茶の指導者であり、

数ある大名達が
ひれ伏す存在です。

 

そんな千利休を
自宅に招く、

主人の気持ちって
どんな気持ちでしょうか?

 

今の時代で言うと、

総理大臣以上の存在
だったと思うんです。

 

もしかしたら、
天皇陛下が
自宅にいらっしゃるような
ことだったのかも
しれません。

 

今の僕たちでは
とても想像できないような
瞬間だったでしょう。

 

そのお茶会で、
ご主人は、
数々の失態を繰り返します。
 

普段だったら、
決して行わないような
お茶のたて方の
順番を間違えたり、

茶筅を畳に
落してしまったり、
千利休に器を渡すときの
作法すら
間違ってしまうのです。

 

主人は、

顔面蒼白。

 

畳に垂れ落ちんばかりの
大汗をかいて、
お茶をたてていたそうです。


 

参加者たちは、


「おい、
 利休はこのままで
 怒らないだろうか?

 この主人は
 終わったな。」


みんな
そう思ったそうです。

 

お茶会の最期に、
千利休が
今日のお茶会の評…

いわば感想を述べる
時間があります。


そのとき、
利休はこのように
お茶会を評したそうです。

 

 

「ご主人のお手前は、
 天下一のお点前でした。

 私はいまだかつて、
 このような深いおもてなしの
 お点前を
 見たことも感じたことも
 ございませんでした。」

 

 

「  … !!」

 


参加者は皆、

「何を言ってるのか?」

と、
疑問だらけでした。

 

「見たコトも
 ないぐらい酷い作法。」

というならまだしも…

 


「天下一のお点前。

 見たコトも
 感じたコトもない
 お点前でした。」

 


と言うのです。

利休の弟子が、
師匠に質問をします。

 

「お師匠、
 なぜこのような
 お点前が
 天下一のお点前と
 言われるのか、

 てんで合点が
 いきません。
 お教え下さい。」

 

そのとき、
利休は、
一座の全ての人を見据えて
こう言ったそうです。

 

「このご主人が、
 なぜ、
 このような
 青い顔をして、

 お茶をおたてに
 なったのか。

 
 なぜこのように、
 大量の汗をか
 いていらっしゃるのか。

 なぜ日頃ならば
 できることが
 できなかったのか。

 

 お手前らには
 分からぬか。

 

 それは、
 ご主人が…

 この利休を
 精一杯おもてなししようと、

 今までにない緊張をし、

 今までにないぐらい
 全力をお尽くしに
 なろうとした…

 その心が現れている。


 そのことが
 お手前らには分からぬか。

 これ以上の
 お手前を私は生涯、
 味わうことは
 ないであろう。」

 


・・・・・・・


 


「 …!!!!!」

 

 

僕は耐えきれず、
大号泣して…

茶室で思わず
叫んでいました。


 

「僕は…

 千利休に
 なります!!」

 

 

参加者みんな、
先生も驚いていました。

 

「千利休になるんですか?
 鴨頭さんは?」

 

「はい、なります。
 なんなきゃ
 いけないんです…。」

 

 

僕の当時の秘書

大田悦子


彼女は、
まるで商家のご主人が、
千利休を自宅に招いたように
3年間もの間、
緊張し続けている。


彼女は
僕のことが好き過ぎて、
好き過ぎて、
好き過ぎて…

僕に褒められたくて、
僕に認められたくて、
僕の側から
離れたくなくて…


だから

失敗を繰り返してるんだ
ってことに…

 

やっとそのとき
気がついたんです。



 

彼女は、
誰がなんと言おうと、
例え失敗を繰り返そうと、

例えお客さまから
クレームが来ようと…
 

鴨頭嘉人の

天下一の秘書
です。

 

世界中で
誰にも分からなくても、

僕だけは
それを知っていなければ
ならない。

 

だから僕は、
利休になるって決めました。

 

そのときから
彼女のことをニックネームの

「チャリ」

ではなく、

「悦子さん」

と呼ぶようにしました。

 

心からの尊敬を込めて、
彼女のことを

「悦子さん」

と呼び続けました。

 

もちろんこれからも
たくさん失敗を
してくれるでしょう。


そのたびに、
彼女に感謝しながら、

一緒に居ようと
思っています。

 

そのために
信頼を失おうが、
クレームが起きようが、

それは、
僕自身が改善の努力を
続けて行けばいいコト。


そんなことは
彼女の想いに比べたら…

何と軽いことか。

 

僕は千利休のような
人の気持ちが分かる
人間になりたい! 

って心から思いました。

 


僕は
千利休に
なります!!

 


 

今まで
一番やりたくなかった
違和感のあるコト。

全くやりたいと
思わないコトに
チャレンジすることは…

 

 
今、一番必要なことに
気づかせてくれること

 


全ては、
つながってるんだ
ってことを
お茶をやって、
体感しました。

 


学び、最高!!

 
違和感、最高!!

 
一番やりたくないこと…


最高!

 

 

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ!

 



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発行者
株式会社東京カモガシラランド
代表取締役 鴨頭嘉人
 

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