子どもの成長が加速する発達科学コミュニケーション - バックナンバー
ランドセルを投げた日、子どもの脳は育てられる
配信時刻:2026-06-19 22:20:00
- ◯◯◯ さん親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの成長を加速させる!発達科学コミュニケーション代表の
吉野加容子です^^こんばんは!
新刊
『発達障害・グレーゾーン
子育て大変だと思ったら
これ、言ってみて!』
発売から3日目。
今日は、
この本の中でも
私がどうしても
読んでほしいページを
チラ見せします。
たとえば、
学校から帰ってきた子どもが
玄関でランドセルを
ドンッと投げた。
「ただいま」も言わない。
顔はプリプリ。
こちらが「おかえり」
と声をかけても返事もしない。
こんな時、
つい言いたくなりませんか?
「ランドセル投げないの!」
「物を大事にしなさい!」
「また学校で何かあったの?」
もちろん、
そう言いたくなる気持ちは
よくわかります。
だけど、
ここで一度だけ
見方を変えてみてほしいのです。
ランドセルを投げるほど、
この子の脳の中で
何かが起きている
のかもしれない。そう見てみる。
すると、
最初にかける言葉が
変わります。
「何かあったみたいだね」
「話せそうだったら聞くよ」
そんなふうに、
まず受け止める。
これだけで、
子どもの脳は少しずつ
落ち着き始めます。
なぜなら、
子どもは正論を言われる前に、
自分の味方で
いてくれる人がいる
と感じることで、
やっと考える脳が
動き出すからです。
この本の第4章では、
こういう
「困った!」
という場面で、
親がどう関わればいいのかを
書きました。
お友達とトラブルになった。
学校から電話がきた。
きょうだいに手が出た。
嘘をついた。
物を壊した。
「もう学校に行きたくない」
と言い出した。
「どうせ自分なんて」
と泣き出した。
こんな時、
ママの頭の中は
一瞬でいっぱいになります。
どうしよう。
叱った方がいいの?
理由を聞いた方がいいの?
謝らせた方がいいの?
このまま放っておいたら
もっと悪くなるんじゃないの?
そう思うと、
つい先に
「なんでそんなことしたの!」
「ちゃんと謝りなさい!」
「だから言ったでしょ!」
と言ってしまう。
だけど実は、
子どもが
困った行動をした時こそ、
脳が育つチャンスです。
この本では、
そのことを
「回復体験」
という言葉でお伝えしています。
回復体験とは、
うまくいかなかった。
失敗した。
困ったことが起きた。
だけど、
そこからもう一度立ち直れた。
自分で考えて、
次の一歩を出せた。
という体験のことです。
子どもに必要なのは、
失敗しない人生
ではありません。
トラブルを一度も起こさないこと
でもありません。
大事なのは、
困った時に
そこから立ち直れる
脳を育てること。
つまり、
転ばない子に育てるのではなく、
転んでも起き上がれる子に育てる
ということです。
発達障害・グレーゾーン
の子どもたちは、
うっかり言いすぎてしまったり、
感情が爆発してしまったり、
思った通りにならないと
固まってしまったり、
自分の気持ちを
うまく言葉にできなかったりします。
だからこそ、
日常の中で
「やらかした!」
「困った!」
という場面が起こりやすい。
けれど、
そこで毎回、
怒られる。
責められる。
否定される。
どうせ自分はダメなんだと思う。
という経験だけが積み重なると、
子どもの脳には
失敗=終わり
という記憶が残って
しまいます。
反対に、
失敗した。
だけど、
お母さんが話を聞いてくれた。
落ち着いてから
一緒に考えられた。
次はどうすればいいかがわかった。
もう一度やってみようと思えた。
そんな経験が積み重なると、
失敗=やり直せる
という記憶に変わって
いきます。
これが、
子どもの脳を強くしていきます。
だから私は、
この本を「声かけ集」としてだけ
読んでほしくありません。
もちろん、
朝起きない子に
なんて言うか。
宿題を嫌がる子に
なんて言うか。
ゲームをやめない子に
なんて言うか。
そんな具体的な「言い換え」も
たくさん載せています。
だけど本当は、
子どもが困った時に
親がどう立ち止まるか。
子どもの失敗を
どう回復体験に変えるか。
ここまで知ってほしくて
書いた本です。
本屋さんで
この本を見つけたら、
ぜひ第4章を
開いてみてください。
「困ったときこそ、
子どもの脳が育つ」
という章です。
子育ては、
うまくいく日ばかりではありません。
怒ってしまう日もあります。
泣きたくなる日もあります。
もう無理だと思う日もあります。
だけど、
その困った場面は
子どもの脳が育つ時間
に変えていくことができます。
そのための言葉と関わり方を
この本に書きました。
『発達障害・グレーゾーン
子育て大変だと思ったら
これ、言ってみて!』
吉野加容子
東洋経済新報社
書店で見つからない場合は、
このタイトルと著者名を伝えて
取り寄せをお願いしてみてくださいね。Copyright©2017- KayokoYoshino. All Rights Reserved.
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