子どもの成長が加速する発達科学コミュニケーション - バックナンバー
姿勢が悪い自閉症スペクトラムの子。何度言っても治らない!場合の対応はどうする?
配信時刻:2017-10-23 19:50:00
- ◯◯◯ さん親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの成長を加速させる!発達科学コミュニケーション代表の
吉野加容子です^^
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ーーーーーーーーーーーーーーーーこんばんは!自閉症スペクトラム(ASD)の特性の1つに「行動様式の独特さ」があります。簡単に言うと、行動が一風変わっているということです。そういった特性をただ「変だ、おかしい」と思っていては、発達支援は絶対にうまくいきません。その理由は、「あなたのやっていることは変。正解はコレ。常識はコレ。そうしないと社会に通用しないよ!」という教育スタイルになってしまうからです。お子さんの行動の理由を無視して常識を押し付けてもうまくは行きませんよね。なぜお子さんがちょっと変わった行動をするのか理由を知っていれば、お互いに無理のない対応を模索することができます!今日からは、自閉症スペクトラムの「変わった行動の理由」について、解説をしていきます。発達障害に上手に対応するためには大人の「柔軟性や理解力」が試されます。理由を知ったところで「私は子育ての信念を変えられない!」という人は正直、発達支援には向いていません。それってちょっぴり、お母さんにも「こだわり」がありそうですね。もし心当たりがある人は、まずご自分から「こだわり」にこだわらない意識を持ってみましょう!さて、今日は手始めに「ちょっと変わった行動」その1をお話しします。自閉症スペクトラムによく併発するのが感覚過敏などの感覚異常です。聴覚過敏はよく聞くようになりますので知っている方も思いますますが、「光過敏」もASDによく起こります。すごく簡単に言えば普通の光でもまぶしく感じるという特性です。要は、色々なものが「見にくい」と考えてください。特に、光のコントラストに敏感な場合が多いです。光のコントラストが強いと脳に強い刺激となって「チカチカして見にくい!」対照的な色の組み合わせが見にくいというだけではありません。「白い紙に、黒文字の印字」も見にくいと言われています。え〜!!!この世の印刷物って、ほとんど白地に黒文字じゃん!!!って驚かれると思います。そう、その「ありふれたモノ」が見にくい場合があるのです。私の子どもの頃は、まったくの白い紙は学校では使われておらず、「わら半紙」と呼ばれるくすんだ色の紙に印字がされていました。今でも再生紙などはちょっとくすんでいますからまだコントラストは弱めです。その一方、きれいに漂白された真っ白な紙も多く出回っています。真っ白い紙は、よ〜く光を反射します。「レフ板効果」で色白効果が出るのは光の反射のおかげですよね。そこに、墨字で文字が書いてあると白と黒の反対色がチカチカして見にくくなってしまうんですね。そうすると、読み書きなどの学習にも影響が出る場合があります。あるいはIQが高くても、勉強することを嫌がるお子さんもいるかもしれません。ASDの全員にこういった特性がある訳ではありませんが、中にはこのような認知で困っている場合があるのです。困るのは、子ども本人に「この見え方は普通じゃない」と分からないことです。生まれてからずっとその認知ですから他の人も同じだろうと思って疑いませんよね。ですから、「このプリント、見にくいんですけど!」とは言いません。子どもたちは自然と「見にくくない工夫」をするようになります。その1つが姿勢の工夫です。自閉症スペクトラムは運動発達の遅さも伴う場合があるので単純に体幹が弱くて姿勢が崩れている子も多いです。ですから「姿勢をよくしなさい!」と指導する場合もよくありますよね。ところが、そのような理由でなく、光過敏によって見にくいので姿勢を工夫して見やすくしている子がいます。例えば、手元をのぞき込むような姿勢で頭で影を作って白黒のコントラストを弱くして字を読もうとする子。真正面に見ると光が強いので、斜めに見て調整している子。姿勢を崩して、紙を持ち上げて見ている子。どれも勉強する姿としては姿勢を注意されそうな感じですよね。しかし、どれも過敏な認知を和らげる工夫なのかもしれません。ですから、何度注意をしてもなかなか治らない場合には、「ASD独特の認知が隠れているかも!」と気づく習慣をつけてください。そして出来るだけ、見やすくなるような工夫を相談していきましょう。気づいてあげる感度が大人側にあることで、子ども本人にも気づけない特性を和らげてサポートすることに繋がりますよ!【今日の一言】「これ、見にくいの?どうやったら見やすい?」*今日の一言では、子どもの発達を引き出すヒントになる言葉をお届けします*〜解説〜子ども本人も気づいていないかもしれない「見にくさ」。姿勢が崩れたり、とても疲れたりする場合には、認知の特性があるかも!と疑って、本人に聞いてみてください。「どうやったら1番見やすいの?」と聞いたりして、子どもの認知を把握して見ましょう。影を作っているなら机に少し影を作っても良いですし、家でコピーを取り直してもいいかもしれません。本人の姿勢を尊重するのもOKです。できることはたくさんありますからお子さんの認知に応じて工夫を考えてあげましょう。「そこまでしなくても!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、支援が必要か否かを考える際には、(例えば、)見にくくて「勉強量が減る」という副作用がアリかナシか?で考えていただくと良いと思います。アリならアリなりに、ナシならナシなりに支援策が考えられますね!お子さんの姿勢にお悩みの方はちょっと試して見てくださいね。Copyright©2017- KayokoYoshino. All Rights Reserved.
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