子どもの成長が加速する発達科学コミュニケーション - バックナンバー
子育てに一生懸命なお母さんほどハマりやすい勘違いとは!?
配信時刻:2017-10-21 23:00:00
- ◯◯◯ さん親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの成長を加速させる!発達科学コミュニケーション代表の
吉野加容子です^^
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ーーーーーーーーーーーーーーーーこんばんは!先日お話しした通り、今日は「発達支援によくある勘違い」についてお話しします。この勘違いを解消しないと、実は毎日、逆効果な接し方をしてしまっているご家庭を今まで多く見て来ました。実は、クリニックで発達支援をしていた頃から振り返って見ると、1番感じてきた違和感ではないかと思います。ところが、この違和感の正体が今まであまり分からず、上手に言葉になりませんでした。この勘違いは、お子さんに、大人になって自立した生活を送ってほしいと思うからこその勘違いなので、一生懸命なお母さんほど持っている場合があります。一生懸命な人ほどハマってしまう「勘違い」は何なのか!?それは、発達支援を、最終段階から考えている、大人の視点から見ている、という勘違いです。私のニュアンスが字面で正しく伝わるのか心配で配信を少し迷いましたが、お話しすることにしました。発達支援の最終的な目標を設定するのが悪いということでは決してありません。「こんな風に育って欲しい」と思うからこそ、発達支援がうまくいくことは言うまでもありません。今日お話しするのは、そういった「想い」の話ではなく、発達支援の「スキル(技術)」のお話です。発達支援は、どちらかと言えば一段一段、階段を昇るように子どもの成長を引き出す活動に近いと思います。階段一段の高さは子どもによっても違いますし、年齢や発達段階によっても違います。共通しているのは、「今の子どもの一歩先が目標(ゴール)になる」ということ!まったく無発話の子なら、泣いて声を出すことが1段目(当面のゴール)になる。泣いて声が出たなら、笑って声を出すのが2段目のゴールになる。次は、泣かず笑わず声を出すことがゴールになる。次は、声のバリエーションが増えることがゴールになる。・・・というように、子どもの目線で、半歩先、一歩先をゴールとして小さな発達を喜びながら進めていくのが発達支援です。ところが、これを大人の視点で見ると「まだ、ウーとかアーとか言ってるだけ。言葉を喋らせたいのに。」と、最終段階との落差が気になって不安や不満が付きまといます。階段の1番上から「まだ階段のそんなところにいるの!?」という風に接してしまうのが「大人の視点」です。もっと言えば、それは「できる人の視点」です。小さな変化を褒められず、「褒めるところがない」と感じる方が多くいらっしゃいます。お気持ちはよく分かります。しかし、それはほとんどの場合、お子さんの現在の発達水準と目標としている発達水準が不釣り合いな関係になっているのです。目標を下げろと言っているのではありません。長期目標と短期目標を分けて考えて頂きたいのです。具体的に言うと、次のような質問が大人の視点で発達支援を考えている例です。「今まだ十分に出来ていない段階で褒めてしまうと、今の状態で良いんだと(子どもが)思わないでしょうか?」「ご褒美をあげたら、ご褒美をもらわないとやらない子になるのと思うのでご褒美は使いたくありません。」「あれもこれも出来てないのに、自信を持たせたらかえってよくないと思うんですが。」「将来、自立してもらわないと困るので悪いことは悪いと叱って行きたいのですが」「社会に出ると、支援は少ないので今から支援が少ない状態で育てた方がいいと思うのですが」「そろそろ学校に行ってもらわないと困るので、学校に行くように指導してもらえませんか?」などです。これ全部、勘違いです。もっと言えば、やってはいけないNG行為と言ってもいいかもしれません。最終的なゴールはよく分かります。最終的には、お母さんの仰る通り、・褒められないでも行動させたいですし、・ご褒美がなくても動くようにしますし、・出来ることと自信が釣り合う状態にしますし、・将来は自立するように進めますし、・支援も徐々に減らしていきますし、・可能ならもちろん学校や集団での成功体験をして欲しいと、発達支援に携わる者なら考えは同じだろうと思います。ただ、考え方の軸として、「一段先」をゴールとして支援を1つ1つ進めることが出来るか出来ないかでお子さんの発達の速度が全然違ってくるんです!発達は一足飛びには進みません。明日から急に発達障がいがゼロになる訳ではないのです。途中経過を1つ1つ追って、小さな変化を喜びながら進めていきます。あれもこれも出来ていないと感じるお気持ちはその通りだと思いますが、厳しく接したところでその成果はほとんどありません。むしろ、親子の関係が悪くなってはいませんか?発達の階段の何段も上から「大人の視点」で今のお子さんを見下ろすのと、「子どもの視点」でもうちょっとで出来そうな一段先を狙うのとではどちらが上手くいきそうですか?食事に例えるとするなら、こんな感じです。ニンジンが大嫌いな子に、「最終的には生の人参でも食べられるようにしたいから」という思いが先走って、小さく刻んで好きな食べ物に混ぜて食べさせることをしないで、生の人参100%ジュースを飲むように毎朝迫っている」という感じになってはいませんか?一口も飲めないお子さんに「せっかく作ったのに」とプレッシャーを与えていませんか?発達障害の特性で「僕(私)はできるから!」という虚勢のような自信を持つお子さんに対しては、「出来ないことを自覚させたい」という思いで声かけをするお母さんもたくさんいらっしゃいます。このような自己流の接し方を続けていると、二次障害のリスクも高まって、かえって発達の特性が目立ってしまう状況に陥りやすくなります。私は、家族や家庭を変えるのはまずお母さんから!と思っています。お母さんが決意して動き出した家庭は良い変化が起きたり、お子さんの発達が加速します。具体的にどうしたらいいか?と言うと、お子さんが今、達している発達の一段先を見極めて小さなゴールを決めるサポートをすることです。お子さんの「一段先」が何なのか?これは個別に違います。継続的な相談をしながら一歩一歩、発達を進めていきます。お子さんの「苦手」は、まずは小さく刻んで好きな食べ物に混ぜるような気持ちで接してあげてくださいね。明日からは自閉症スペクトラムのお話に戻ります!Copyright©2017- KayokoYoshino. All Rights Reserved.
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