子どもの成長が加速する発達科学コミュニケーション - バックナンバー
友達とうまく関われないときの教え方【発達科学ラボ】
配信時刻:2017-09-10 21:40:00
- ◯◯◯ さん親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの成長を加速させる!発達科学コミュニケーション代表の
吉野加容子です^^
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夜は、ママのライフスタイル情報を
お届けしております!
ーーーーーーーーーーーーーーーーこんばんは!
今日もご質問にお答えしますね。▼▼▼
------------------保育園から発達障害の疑いがあると指摘されてから、検査や相談いきましたが年相応、もう少し様子をと言われて2年経ちます。
関わり合いを少し変えると若干行動がマシになってきたり、我慢もできるようにはなっています。
関わり合いが改善されてもまだ気になるのが、息子の人に対する関わり方です。
同年代から上に対しては暴力的な接し方、もしくは、相手が不愉快になる近づき方をします。
例えば、同年代のお友達などには
指で顔をつついたり、パンチしたり、
お尻を思い切り叩いて気を引きます。
力がかなり強いので大人でも痛くて
イラっとする感じです。
特に目を突きにいったり、
鼻や口に指を入れようとします。
何度首から上の顔や頭は
触ってはいけない、
相手が嫌な気持ちになるからやめようね
と言ってもダメで、
最終的にはしつこいので怒鳴って
辞めさせるといった感じです。
相手が嫌な顔したり、不快な気持ちを
前面に出して言葉で伝えてもしつこくて
怒ると「ごめんねー」と軽い感じで、
謝ればまたリセットされて繰り返すと
言った感じです。
(中略)
なので息子自体に友達はいません。
(中略)
息子のお友達との関わり合いを
どうしたら改善できるのでしょうか。
---------------------
▲▲▲
お子さんを思う気持ちが
伝わってくるご質問です。
発達障害に関わらず、
こういったお悩みは多いです。
また、自閉傾向が強いと
そもそも自分から人に関わろうとしない
という悩みが起こりやすいのですが、
ややADHD傾向が混ざると
「人が好きなのに上手く関われない」
という悩みに変わりやすい様です。
昨日のご質問では、
まずは感情的な関わりを減らすこと
についてお話ししてきましたが、
今日のご質問の場合には、
そこからさらに一歩踏み込んだ
対応が必要になります。
メルマガだけでお伝えするのは
ちょっと難しいかもしれないのですが
お話ししますね。
まず1ステップ目。
これまで繰り返しお話ししてきたように、
感情的なやりとりに終始する状態を
卒業して、
落ち着いてお子さんと話せる
コミュニケーションを整えます。
おそらく、このご質問者さんは
そのような状態に
なられていると思います。
そこで2ステップ目です。
今日はここからが本題。
「してはいけないこと」と
伝えてやめさせたいとき、普通
「○○するのはやめようね」
と話します。
しかし、これでは子どもはやめません。
何故でしょうか?
その答えは、
発達やパステルな子たちは
「適切なやり方」に
自分で気がつくことが難しいからです。
私たちは、
相手が不快なのだと知らされれば
「そうなのか、じゃあこうしよう」
と適切なやり方に気づきます。
気づくことができるのは
空気や相手の心理が読めるからです。
「あ、相手が嫌な顔してる」と気づき、
他の人はどうしているかを観察して、
別の方法を試し、
相手の反応を見て
「あぁ、これが正解か!」と気づくには
いわゆる空気や相手の内面を
察知する力が必要です。
しかし、その力が弱い場合には、
「○○しない方がいいんだよ」
と教えられただけでは、
「じゃあ、これならOKか!」
というところまで理解が及びません。
すると結果的に、自己流のやり方が
続いてしまうことになってしまう
と考えられます。
つまり、
他の言い方を知らない。
適切な関わり方を知らない。
普通は、周りを見て
暗黙のルールに気付けるので
それを真似します。
ところが、
言葉が上手に使えない子や
うまく振る舞えない子は
自分が持っている方略に
頼るしかないんです。
私は、このご質問者のお子さんは
自分なりのやり方で一生懸命
人に関わろうとしていると思います。
でもそれが適切ではない。
違うよ、と言われても、
他の方法を知らない。
暗黙のルールに気づけないので
「自然に学んでいく」
というのが通用しない。
そんなときは、
1.適切な方法を知識として教える
2.ロールプレイで練習する
という方法が
効果的だと言われています。
まず、
適切な方法を知識として教える
とは、
顔を触ったりパンチしたりする代わりに
何をしたらいいのか?
を教えます。
「『遊ぼうよ』って言おうね」
というように、
セリフをそのまま教えます。
そして、そのときに
「そう言われた方が嬉しいでしょ」
などと感情で理解させるのでなく、
「誘うときは『遊ぼうよ』と言う」
というように知識として教えます。
人との関わりが苦手な子は、
自他の感情の理解も苦手なので
感情で学ばせるより、
知識で学ばせる方が効果的です。
しかしこれだけでは不十分です。
いつどんなふうに言えばいいのか
まで教えないと、
使えるセリフになりません。
そこで、お母さんと一緒に
実際に練習してみます。
それがロールプレイです。
お母さんがお友達役になって、
先ほどのセリフを言う場面を作り、
実際に子どもが
「遊ぼうよ」と言う練習をするのです。
お友達役として
想定される反応を見せてあげましょう。
「遊ぼうよ」にも
色々な言い方があるので、
お子さんがぶっきらぼうに言ったら
お友達の微妙な反応を見せたりして、
どんな言い方が良さそうかを
一緒に考える機会になります。
もし適切な言い方が分からなければ
友達役を交代して、
お母さんが良い例・悪い例を
見せるのも有効です。
このように、
そのまま使えるセリフの知識を与えて、
言い方を練習する
ところまでやってみてください。
もちろん、すぐに100%上手くいく
とは限りませんから、
1回目の成功を大きく喜んで、
「遊ぼうよって言ったら
お友達が仲間に入れてくれたね!」
とフィードバックをして
良い記憶として刷り込みましょう!
【今日の一言】
「~のときは、○○って言おうね!
じゃ、練習してみよう!」
*今日の一言では、子どもの発達を引き出すヒントになる言葉をお届けします*
~解説~
子どもに適切な人との関わりを
教えたいときには、
セリフ伝授とロールプレイ(練習)を
セットで実践しましょう。
・物の借り方
・挨拶の仕方
・仲間に入れてもらうやり方
・断る言い方
・嫌だからやめてと伝える言い方
などなど、
子どもが言いたくても
上手に言えていない場面を
想定してやってみましょう。
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