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「相続登記義務化」に向けて、今からできることは?
配信時刻:2019-12-05 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。一昨日のニュースで、土地の相続登記の義務化について報道されていました。相続登記の義務化は、2020年以降に義務化されると報道されていますが、具体的に法律が施行される日程はまだ決まってはいません。土地の相続登記の義務化は、東日本大震災などが契機になり、具体的に進められるようになりました。所有者がわからない、わからなくなってしまった土地が、街の再開発や土地の有効活用の妨げになっているため、所有者をはっきりさせよう、というのが、相続登記義務化の目的です。そもそも、なぜ相続したのに、相続登記(名義変更)をしないのか?理由は様々ですが、代表的なものをあげると、以下のようなことが考えられます。1、何年、何十年にわたって
相続登記がされていないため、そもそも土地を持っていることを知らない。2、相続登記をしようにも、相続人となる人が見つからない。3、家族、親戚、兄弟姉妹間などの人間関係が悪く、
誰が土地を相続するのか、決められない。行政的には、1のケースが一番問題ですが、これから相続を迎える人にとっては、2、3のケースが該当することでしょう。2のケースは、相続人となる人の行方がわからず、登記しようにもできない状況ですが、3のケースは、当事者次第で解決できることですので、これから相続を迎える人は、スムースに相続登記ができるように
しておきたいところです。では、そのためには、
何をしなければならないのか?当たり前のことかもしれませんが、人間関係は、良好にしておきたいですよね。「相続」が「争族」になるお話もよく耳にする話ですが、親が元気なうちに、相続財産について、関係する人たちの間で話しておくことが一番望ましいのでしょう。とはいえ、相続前の財産のお話になれば、かなりセンシティブな話になるでしょうし、相続発生前から遺産分割の協議をするのも、なかなかできることではありません。であれば、最低限、「争族」にならないように、人間関係を良好にしておく、そして相続人が誰なのか?を明確にしておくことくらいは
しておきたいところです。相続は、人間関係が大きく影響する手続きです。お金や財産が絡むと、人はどう変わるか、わからないものですが、相続で大きなトラブルが起きないように、できるだけ、良好な人間関係は築いておきたいものですね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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