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実家を建てた時代によって、家の質は変わります。

配信時刻：2019-09-25 20:50:00

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◯◯◯さん

こんにちは！


実家の空き家対策プランナー
細井久男（ほそいひさお）です。

 

家が古くなると、
いろいろな箇所で不具合箇所が出てきます。
 
 
壁の塗装が剥げてきたり、
 
防水が効かなくなってきたり、
 
設備が壊れてきたり、
 
 
と、程度の大小はあれ、
 
年数が経つにつれて、
建物が劣化していきます。
 
 
 
これはどんな家であっても同じで、
「形あるものはいずれ壊れる」
ことなので、
 
それを前提にした
住まい方やメンテナンスが
必要になってきます。
 
 
 
しかしながら、その前提条件として、
家そのものの品質はどうなのか？
考えたことはあるでしょうか？
 
 
 
大きく分けると以下の２点です。
 
・施工不良、欠陥工事、手抜き工事があった。
 
・建てられた時代での建物の品質
 
 
 
前者は、
決してあってはならないことですが、
いつの時代も問題になることです。
 
 
 
決して悪気がなかったとしても、
 
結果的に人が家に住むにあたって、
建築時の人為的なミスで、
不具合を生じてしまうことは、
 
現実には多数起こっています。
 
 
 
後者の方は、
時代とともに、建築技術が進歩し、
家の品質のレベルも変わってくる、
ということです。
 
 
今から５０年くらい前は、
まだ大工さんの腕によって、
家の良し悪しが決まった時代ですが、
 
 
今は大工さんの腕に左右されないように、
家の部材や部屋などを、
工場でつくるようになり、
 
一定の品質の家を
提供できるようになってきました。
 
 
 
大工さんが少なくなり、
 
世の中全体が、
品質向上の意識が高い時代ですから、
 
こうした家の建て方になってきたのは、
必然のことだと思います。
 
 
 
 
しかしながら、昔の家だからといって、
家につくりが、
今より劣っているということは
決してありません。
 
 
 
むしろ、昔の大工さんの方が、
木の特性や扱い方には詳しいですし、
 
先人の知恵を駆使して建てている、
理にかなった家は多くあります。
 
 
 
それに今は一定の品質の家が
提供できるようになってきたといっても、
 
昔のように、
木をかんなで削って、家を建てるような
大工さんはほとんどいなくなり、
 
大工さんの質自体は、
昔の職人さんの方が上だと思います。
 
 
 
決して今の職人さんの腕が悪いとは
言いませんが、
 
 
単純に築年数の古い、新しいで、
建物の良し悪しを判断するのは、
早計かと私は思います。
 
 
 
実際に、
私が今管理している、
築５０年以上になる家は、
 
メンテナンスも
しっかりされていた家でもありますが、
 
もともとの家自体のつくりも
しっかりしています。
 
 
 
家が古くなってくれば、
どんなにいい家も
手入れはしなければなりません。
 
 
 
しかしながら、
古くなったからといって、
 
やみくもに、
リフォーム計画を進めていくよりも、
 
 
建っている実家が、
 
いつ、誰が、どうやって建てたか？
 
を把握することも、
リフォーム・メンテナンスする際には、
大切なことです。
 
 
 
これから起こり得る災害に備えるため、
いずれ空き家の活用をしていくためにも、
 
実家が建てられたときの状況は、
できる限り知っておくと良いですね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
本日もお読みいただき、
ありがとうございました！
 
 
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◯細井 久男（ほそい ひさお）
◯１９６９年１１月２７日生まれ。
◯埼玉県出身。◯酉年/ O型/ いて座
 
平成４年より不動産・住宅業界に携わり、
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