新・鴨め～る - バックナンバー

高い志を持ちながら、挫折しそうになったことがある方へ

配信時刻：2014-11-10 06:30:00

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◯◯◯さん！こんにちは！
鴨頭嘉人です(*^o^*)


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最近、学びによって

『必要なことが、
　必要なタイミングで
　１秒たりとも
　狂わずくる』

ってことを
めちゃくちゃ実感しています。

 

メルマガでも
何回かご紹介
させていただいたように、

僕は『お茶』を
勉強しているんですが…

そのペースって
月１回だけなんです。

 

でも、
その月にたった１回の
お茶の勉強で、
なぜか、
僕の中で一秒も狂わず、
必ず今必要な学びが
来るんです。

過去にお茶では、
掛け軸の意味について
扱いました。
>>茶道で大号泣…僕の人生が変わった『コミュニケーションの定義』

その掛け軸は、
禅の言葉、
禅語の１つとして
書かれている掛け軸です。

 

禅の心を
感じることによって、
お茶の世界で
大切にしている

「一期一会」

「今この一瞬、今ここ」

を感じられる様に
なっている。

 

お茶を立てる前に
最初に掛け軸に
お辞儀をして、

その掛け軸を
書いた人の心を感じたり、

その文字の前にいる
自分の心の動きを
感じたり
っていう時間があります。

 

今回のかけじくは

まさに今の自分にとって
ぴったり♡

もしかしたら、
鴨め〜るを読んでくれている
多くの人にとって、
許しを感じる、
言葉かもしれません。

 

ちなみに僕は、
掛け軸の言葉の意味を
知っただけで…

大量の涙が
溢れてしまいました。

 

その言葉とは、

 

・・・・

 

山

高

月

上

遅

 

・・・・

 

というものです。

 

読み方は、
 

「山高くして、
　月昇ること遅し」

 

どういう意味か
というと…
 

 
『高い山の
　ふもとにいると、
　月が出てくるのも
　遅い。

　山が高いから、
　月がなかなか
　見えない。

　つまり、
　自分の志が
　高いが故に、
　自分の願いに
　到達することが
　遅く…

　なかなか
　叶えられない。

 

　それでも、
　諦めることなく、

　その大志を貫き、
　志に挑む気持ちを
　決して忘れては
　ならない。』

 

「・・・っ！！！」

 

僕はこの意味を
知ったとき…

ボクシングの
三谷会長の方を
思わず振り向いちゃい
ましたっ！

 

そしたら、
やっぱり三谷会長も
僕の方を見て、

２人で目が
合っちゃいました。

 

僕も、三谷会長も
感極まって、

目がウルんで
いましたっ（笑）

 

 

三谷会長は
東洋ジュニアフェザー級の
チャンピオンだった人で、

世界タイトルマッチを
２回経験した
すごい人なんです。

 

２回とも、
韓国の同じ選手に負けて、
世界タイトルが
獲れなかったんですが、

現役を退いた今は、
ボクシングジムで
ボクサーの育成を
しています。

 

そして、

「まだ終わっていない、
　まだ試合は
　終わっていない。

　絶対！！
　世界タイトルマッチで
　勝つんだ、
　勝つまで
　オレは死なない！！」

っていう熱い想いで
ジムの選手たちと
ずっと向き合って
いるんです。

 

 

先日、
彼が指導している

斉藤司という選手が

日本タイトルマッチの
試合をしました。

 

斉藤選手は、
お母さんが一人で
育てていたのですが、
１０歳のときに三谷会長が、
 

「お子さんをください」

と言って、預かり、
それから一緒に暮らして、
ご飯を食べて、
指導をするという生活を
続けているという
選手なんです。

 
それくらい
ものすごいコミットをして、
選手の指導を
しているんです。

斉藤選手の
日本タイトルマッチ戦ですが、
残念ながら
今回は負けてしまいました。

 
でも、
試合後に三谷会長は…

やっぱり、
同じことを
言ってるんです。

 

「まだ試合は
　終わってない」

って。

 

でも、
目指してる山は
世界一という
高い山です。

その瞬間、
世界で１人しか
巻けないベルトを
巻く為にやっていて

こっちの選手も
必ず勝つって、
決めていますが、
相手もそう決めています。

 

「もしかしたら
　勝てないかも…」

っていう選手は
リングに立ちません。

 

だって、
そんな気持ちで立ったら
死にますから。

相手は、
命賭けてきますから。

 

それが
ボクシングの
世界なんです。

 
まさしく、

山高くして
月のぼること遅し

っていう心境で
毎日
トレーニングしている…。

 

 

僕自身は

ハッピーマイレージ
っていう
活動を通して、

誰もが他人のことを
自然にすることが
当たり前の世界をつくる

っていう志に
生きています。

 

そのために、
毎日ハッピーマイレージ
っていうカードを
配っているのですが、

色んな仲間に
よく聞かれるんです。

 

「承認が必要なのは、
　よく分かる。

　鴨さんの想いが
　すごく強いのも分かる。

　だから、聞きたい。

　なんでそこまでして
　承認の世界に
　変えるって
　言い続けてるんですか？」

 

って。

 
理由は、
ものすごくシンプルで、

「今が
　承認の世界じゃ
　ないから。」

 

今は承認の世界じゃない。

今は否定とか、
批判とか、比較とか、
人の存在意義を
認めないメッセージが
あまりにも多過ぎる。

それが今の現実。

 
だから、

変えなきゃいけない
と思っているんです。

 

このことが原因で
自分のことを
好きになれない人が

あまりにも多過ぎると
思っています。

 

自殺をする人もいたり、
うつになる人もいたり、

イジメをする人もいます。

 

それは全部、

自己承認
ができていない人が
存在している

っていうことが
原因になっていると
僕は考えています。

 

だから、この

自己承認できない人を

根絶する
ことが
僕の使命だと
思っているので、

みんなが
自分のことを認められる世界を
創ろうっていうのが
僕の志なんです。
 

そのためなら
何だってやってやる！
って決めています。

 

 

そう考えると、
改めてこの山は
果てしなく高い山
なんだろうなぁ

って思うんです。

 

正直に言うと、
自己承認ができれば、
日本の政治だって変わるし、

経済だって変わるし、
毎日職場に行くときの
１人１人の心も変わるし、

学校教育も変わるし、
家庭も変わる。
実はすべてが変わります。

それが

自己承認の世界
です。

 
僕はまさしく
社会変革っていう
高い志を持って
生きているので、

「やったやった！
　うまくいった！」

っていうこと
ばかりじゃありません。

 

むしろ、

 

「月はあるはずなのに…

　見えないなぁ。

　ひょっとしたら、
　もしかしたら…

　月はないんじゃないか、

　そんな場所
　ないんじゃないか…。」

 

普段口には出しませんが、

心の中で想うことも

正直…あります。

 

「もしかしたら、
　僕が生きている間には
　無理なんじゃないか？」

っていう
葛藤があるんです…。

 

「でも…

　忘れるな！」

 

ってその掛け軸が
言ってくれている気がして…

心に灯がついたんです…！！

 

高い志を持ちながらも、
ひょっとしたら
無理なんじゃないか？

そう感じたことが
ある方に伝えたい。

 

僕もそう想ったことが
あります。

 

そして、
だからこそ、

挑み続けたい！！

 

 

山 高 月 上 遅
 

「山高くして、
　月昇ること遅し」

 

一緒に月が見える
そのときまで、

頑張っていきましょう！！

 

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ！

 

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