タイムクリエイト メール - バックナンバー
離婚を覚悟した日
配信時刻:2020-11-09 21:10:00
◯◯◯さん、
こんばんは。
複雑な思考をシンプルにすることで
家庭内の90%の問題を解決するHome comfortableナビゲーターの
加藤ようこです。人前で話せない、自信ない、
赤面症、自分で決められない、そして
妻・母になったら好きなことに
時間もお金も使ってはいけないと誰よりも良妻賢母だった私が
起業家ママとして活動し、
夫の給料超えまでするようになった
ストーリーについて
お届けしております。第1話『 大好きなお母さんを困らせたくないから。』はこちら▼
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/392151/第2話『誰にも相談できなかった孤独な育児』はこちら▼
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/392168/第3話『子どもの夢を壊す最悪な親』
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/392170/第4話『周りのせいにして動けなかった私がやりたいことを叶えるためにやったこと』
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/392176/第5話『私が言い訳しない理由』
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/392615/今回は第6話。
苦手なことに
ブチ当たるたびに
本当に逃げたくなったけど、自分がやると決めたことや
恵まれた環境のおかげで
起業を続けてこられた私ですが、
実は
起業を始めてから、夫との関係も
子供達の様子も、
家族がこれまでにないくらいボロボロになってしまい、
もう起業をやめたほうが
いいかもしれない、と思ったこともありました。
それは
『なんとなく察してよ!』
では済まなかった、私が家族に
きちんと話していなかった
ことに原因がありました。私が起業をしてからというもの、
私も泊まりがけで
家をあける機会も度々あり平日朝のワンオペ育児を
初めて経験したりするなどして働くママの大変さを
父親歴10年目にして
ようやく知り始めた夫は家事に参加する機会が
激増しましたが、それはあくまで
年に2〜3ヶ月しかない
仕事が落ち着いている時期だけの話。ことが起こったのは
夫も仕事が繁忙期で
私もちょうどやりたい事が
立て込んでいた時期でした。長期に渡って夫の機嫌が悪く、
仕事のストレスかなぁ?と
思いつつも、夫を怒らせてしまっては
休日に子供のことをお願いして
私も仕事ができないと思い、
私は腫れ物に触るような扱いで
夫の機嫌を損ねないように
日々を暮らすようになりました。いつも穏やかな夫だし、
『きっといつか収まってくれる』
と思っていましたが…
全然収まらない。
そして
とある長期の連休、私がスマホに触れるたびに
『また仕事かよ?』と
イライラする態度を見せたり、
ご飯どうする?と私が聞いても
無視されたり
『いらん(怒)』
を連発。
子供がいるからと
一緒に食卓にはつくのですが何も食べずに
ムスッとした態度で
座っている。さらには、
『みんなでどこに遊びに行こうね?』
と聞いても『どうせ仕事したいんでしょ?
すればいいじゃん。』と冷たい返事。
子供にはいつも以上に
優しく接するのに私に対してはトゲがあって
全然話を聞いてくれず、極め付けには
『この家にいるとイライラする。』
とのこと。これには
私も本当に腹が立ちましたが、同時に
『どうしたら
機嫌を直してくれるんだろう』と必死になって
夫のご機嫌取りをしている自分に気づきました。そういえば私って
昔からそうだな、と。機嫌の悪い人がいたら
その人のご機嫌をとるために
自分がヘコヘコする。友達に対しても
先生に対しても
職場の同僚に対してもそうでした。
平和主義だと言ったら
聞こえがいいけれど、みんなから嫌われたくないからと
周りの人の顔色を伺いながら
生きてきた私にとっては自分の主張をするよりも
相手のご機嫌を取った方が
簡単でラクなことになっていました。喧嘩をしない夫婦だね、
なんてよく言われていたけれど、
夫に嫌われたくないからと
私が自分の主張を
しなかっただけなんです。だからいつまで経っても
自分の納得できる人生を
送っていけない。夫には
起業をすることを相談したし、日々どんなことしてるかを
話していたつもりだったけど、
(その頃はあまり話していませんでしたが…)でも
私がどんなことを想っているのかは
伝えていなかったなということにも気づいて、
夫へきちんと話すことに
決めました。機嫌の悪い夫に
自分の主張をすることは今以上に夫婦仲を
悪くしてしまうことかもしれないとそれはとてもとても
怖いことでしたが、離婚を覚悟で伝えました。
私は今、
仕事を思いっきりしたい。あなたが忙しいのも
分かるけどただ機嫌を
損ねているだけでなくて、どうしたら家族みんなが
楽しい休日を送りながらも私も仕事ができるのか、
一緒に考えてくれない?
泣くことを堪えきれず、
涙をボロボロ流しながら
必死になって訴えました。すると、
『ごめん。
仕事のストレスがたまりすぎて
イライラを抑えたい気持ちは
あったんだけど、余裕がなかった』
と夫の一言。
このことをきっかけに
私たち夫婦が
お互いを応援しあえる関係
になれたことは間違いありません。これまではお互いが
『今度の日曜は仕事だから』
とか
『今度の土曜の夜は仕事だから』と業務連絡しか言わず、
だから察してよ!オーラを
お互いが放っていましたが、それじゃあ伝わらなかった。
『今度の土曜の9時から仕事だから
子ども達みてもらえると
すごく嬉しいんだけど、どうかなぁ?』
と自分の都合と共に意見を伝え
そして相手の主張も聞き入れる、
どうすれば
お互いが納得できるような
休日の過ごし方が出来るのか
毎週末、考えるようになりました。私も自由だからと
ダラダラと仕事をするのは
やめにしてメリハリつけて
仕事するようになったり、夫も日中ではなく
早朝の休日出勤に変えて
私の仕事時間には
子どもを見てくれたりするなど夫婦で時間の使い方を変えました。
また
袋ラーメンさえ作れなかったほど
家事初心者の夫ですが、私がプログラムで生徒さんに伝えている
家事のやり方を教えたことで毎週末、常備菜を
作ってくれるようになりました。(今では私より女子力高いごはんを作ってくれる夫です)
私が私のやりたいことをすることで
私1人だけが幸せになって
家族は置いてけぼり、そんなのは絶対にダメだ!
なんて思って
自分のやりたいことを
我慢する日々が続きましたが、今では
自分のやりたいことに
いかに家族を巻き込むのか、どうしたら家族も楽しめるのか、
夫と必死になって考えています。
(夫も私や子供たちを大好きな
アウトドアに巻き込もうと必死です)こうして私は
ご機嫌取りではなく、自分の想いを伝えたことで
一番応援してもらいたい人、
夫に応援してもらいつつさらには
一緒に困難に立ち向かう
戦友にもなってもらうことで
起業も長く
続けていられるのかなぁと
思っています。が、
夫がいくら変わったとはいえ、
『ママ、
今の仕事やめて!』
と子供達に泣かれたことも
ありました…。
続きはまた次回
お届けします!Copyright 加藤ようこ2021
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