実家の売却に困ったら - バックナンバー
「和室」をどう利用しますか?
配信時刻:2022-06-04 20:50:00
◯◯◯さん
こんばんは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。先月から募集をしている東京都内の賃貸マンションについて、今あらためて、募集方法を検討しています。場所は人気エリアで、駅からも程近く、決して悪い条件ではありませんが、年度替わりの人が動く時期を過ぎた5月に募集を開始したこともあり、まだ入居者の目処がたっていない状況です。人事異動、上半期、夏休み明け、年末年始、年度末など、人が動く時期まで待てば、募集に時間はかからないとは思いますが、今この時期は、世の中も落ち着いてきたところなので、賃貸の動きも年度末ほど活発ではありません。そんな時期に募集方法を考えている中、賃貸専門の不動産会社の仲間に相談してみました。募集図面を見ていただき、いくつか意見やアドバイスをいただいた中でこれは?と思うことがありました。立地条件が良いマンションではありますが、もう30年は過ぎていて、キッチンなど一部交換していない設備を交換しようかと考えていました。しかしながら、仲間のアドバイスは、古いキッチンよりも、交換した畳をフローリングに変更する方が良いとのアドバイスでした。2年前に数箇所リフォーム工事を行い、その中で畳も交換していたので、それは手を入れる必要はないと思っていました。しかしながら、今のライフスタイルやニーズでは、確かに和室の優先順位は決して高くはないでしょう。キッチンも和室もどちらもリフォームすればより良いですが、優先順位をつけるなら、古いキッチンの交換よりも、和室をフローリングに変更する、ということです。古い家であれば、おおよその家で、和室が一つくらいはあると思いますが、今その和室をどう使っているでしょうか?高齢になれば、畳の上の座布団や布団よりも、椅子やベッドの方が生活しやすいですし、若い世代には、ソファや椅子・テーブルの生活があたりまえの時代です。外国人に和の文化を知って欲しいと、和室を紹介するのは良いとは思いますが、そもそも外国のライフスタイルにないものを、こちらが良しと思って勧めても、外国人全員が好むことはあり得ません。◯◯◯さんの実家の和室は今どう使っていますか?借りる人の好きなように使って欲しいとしても、和室の必要性が薄れた今、貸す側としての提案は用意しておきたいところですよね。実家の活用を考える上でも、和室のこれからの使い方は考えておく必要はありそうです。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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