実家の売却に困ったら - バックナンバー
【買取査定ステップ4】不動産業者が買い取る時の「コスト」を理解しよう。
配信時刻:2019-10-28 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。4回にわたりお伝えしている、「不動産業者の買取査定 4ステップ」本日は最後のステップ、ステップ4
「コストを考え、買取金額を決める。」をお伝えします。◯ステップ1どうやって売るか考える。◯ステップ2いくらで売れるか考える。◯ステップ3利益をどのくらいにするか考える。◯ステップ4コストを考え、買取金額を決める。→今日はここ。不動産業者が、物件を買取(購入)して販売するためには、買取や販売に伴う、諸々の費用(コスト)が発生します。これは大きく分けると、以下の3つがあります。◯買取時にかかる費用
登記、税金、仲介手数料、融資関係費用など◯商品をつくる費用リフォーム・リノベーション・解体費用など◯販売時にかかる費用広告・宣伝費、仲介手数料などこれらの費用は、不動産業者や物件によって変わってきますが、理解していただきたいのは、買取金額以外の諸費用は結構ある、ということです。不動産会社に買取査定を依頼すると、「相場より随分安い。。」「ボッタクリなんじゃないか??」と感じることがあるかもしれませんが、これは、昨日お伝えした「利益をどのくらい見込んでいるか?」の他に、「購入して、商品化して、販売する」ための費用をどれだけ見込んでいるか?にも関わってきます。買取する不動産業者側からすると、この費用をどれだけ圧縮できるかで、買取金額が高くなるか、安くなるかが決まるということです。わかりやすい例で言うと、同じ築年数でも、建物の使い方・維持管理が良くて、それほどリフォームしなくても住める家なら、諸費用も安くなって、買取金額は高くなるし、逆に使い方や維持管理が悪いようなら、リフォームにかかる費用が高くなって、買取金額は安くなる、といった具合です。不動産に限りませんが、ものをつくったり、仕入れたりして、販売する商品は、原価をどれだけ抑えられるか?が大きなポイントです。一概に「不動産業者の買取金額が安い!」と批評するのではなく、実家を不動産業者が買い取ったら、どんな諸費用がかかって、どのくらいの利益を見込んでいるのか?自分が不動産会社の社長になったつもりで、買取金額が妥当かどうかを考えてみてくださいね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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