実家の売却に困ったら - バックナンバー
なぜ遠方の空き家対策をやっているのか?
配信時刻:2019-06-17 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。遠方の不動産取引は時間と費用と手間がかかる割には収益が低くて割に合わない、と考えている東京近郊の不動業者は、結構多くいます。もっとも、不動産業者の本来の位置付けとは、「地元の土地・建物のプロ」ですから、地元でなければ専門外ということです。遠方で土地勘がない場所はサービスの品質にも関わり、手出しするものではない、という考え方もあるので、単に費用対効果だけではないのも理解はできます。では、なぜそれでも、専門外の場所で空き家対策をやろうと思うのか?それは「困っている人がいる」からです。費用対効果や売り上げ重視で考えるなら、都市部の人が集まる場所の不動産を扱った方がいいのは明確です。売買・賃貸の取引金額も大きいですし、それに付随する各種サービス・事業も見込めますので、不動産業者としては、都市部の取引を優先しようと考えるのは当然のことです。ということは、裏返せば、都市部、特に東京近郊であれば、それほど困るような不動産はないとも言えます。空き家の増加で困っているというのは、地方部も都市部も同じですが、人が集まる、人が多いところなら、何かしらの活用方法はあります。都市部の土地・建物で、売れない、貸せない、というのは、やり方の問題にすぎません。しかしながら、地方部の土地や建物は、東京とは状況はまったく違います。東京に住んでいる人が、親から引き継いだ地方の実家を売ったり、貸したりしようにも、遠いし、相場もよくわからない、まして、不動産のことは素人で、そもそも何をどうしたらいいのかよくわからない、という人には多くお会いします。そして、何より、相続問題に直面しているストライクゾーンの世代が、私と同じ世代、いわゆる「アラフィフ」世代であり、とても他人事とは思えません。私も身内から相談を受けて、遠方の古い一戸建てを管理していますが、自身の経験や知識、今自分が直面している問題などが、相続した実家で悩む同世代の人たちに役立つなら、ぜひ協力したい!お役に立ちたい!という想いは、強くあります。もちろん、片手間とかボランティアといった
意識は全くありません。事業とは本来、何のために行うのか?その原点に帰り、私ができる「困りごと解決」として、これからも、空き家対策を行なってまいります。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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