実家の売却に困ったら - バックナンバー
実家のことで悩む「年齢」はいつ?
配信時刻:2018-06-22 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。昨日ご紹介しました、親の家についてのアンケートで、私が注目したところを、お伝えします。◯親の家についてのアンケート(女性/2018年/全国)(平成30年6月8日 くらしHOW研究所より)まず気になったことは、実家のことで悩んでいる年代は50代から60代であることです。この年齢層については、過去のブログでも紹介していますので、新しい気づきということではないのですが、今の50代から60代の方が生まれたときの母親の年齢と、その母親の寿命を考えれば、この世代が実家について悩む世代であることは、容易に理解できます。母親が30歳前後で子供を出産して、父親が先に他界した後、実家を相続した母親が80代まで生きて、寿命を全うされると、必然的に50代から60代になった子供が
実家を相続することになります。しかしながら、昨今の少子高齢化に伴い、男女共晩婚化が進んできた今、30代後半や40歳前後で第一子を出産する家庭も、決して珍しくはなくなってきました。出産時の年齢が上がれば、実家を相続する年齢も若くなりますので、実家の問題を抱える年代も若くなってくるのが予想されます。また現在悩んでいる50代〜60代の世代は、子供も大学を卒業し、手も離れた頃だと思いますが、晩婚化が進み、実家の問題を抱える年代が若くなれば、その世代が実家の問題に悩む頃は、まだ子供も学生で、お金がかかる時期の真っ只中である世帯が多くなるということも考えられます。(もうすでにそうなのかもしれませんが)そうなると、子供の教育費がピークにかかる頃に、実家の問題に悩むことになり、その実家が管理や処分に困る「負動産」になってしまうようなら、悩むだけではなく、実家にかかるお金についても、同時に考えておかなければならないことになるでしょう。教育費と実家にかかる費用のダブルパンチで、家計に大きな影響を与える可能性があり、今の実家の問題で悩んでいる人以上に、次の世代は、実家のことで
悩むことになるかもしれないということです。インターネットが普及し、AIも浸透しつつある現在も、10年後、20年後、30年後と今とは大きく時代が変わっていきます。実家の問題の内容や解決策も、きっと変わっていくのだろうと思いますが、実家の問題を継承していく、これからの世代のために、今の実家の問題の解決の仕方を伝えていくのも、今実家の問題を抱え、悩んでいる人の
務めでもあるかもしれませんね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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