カトケン通信 - バックナンバー

無添加ニュースレター4月号+耐震

配信時刻:2021-04-03 12:00:00

◯◯◯◯◯◯様
                      令和3年4月3日第80号

こんにちは嘉藤建築設計事務所の嘉藤です。
無添加ニュースレター月号お送りいたします。

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皆様の参考になる情報を当事務所ブログやニュースレターを通じてお伝えしています。
新築・リフォームをお考えの方に考えて頂きたい事を何回かに分けてお送りします。
住宅は建てて終わりでは有りません、メンテナンス費用や光熱費は新築した住宅の仕様や建物の断熱性能によって違ってきます。
また、地震対する建物の強さ(耐震等級)によって地震後に建物に住まい続けられるかの目安になります。

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■ 木造2階建ての構造検討について
建築士が架構を考えていると思いますか、多いのはプレカット業者が考えて図面を作成しています。
当事務所はほとんど長期優良住宅の認定申請をしていますので、私が架構を考え基礎や梁のサイズは構造計算にて決定しています。
長期優良住宅は耐震等級2以上との規定ですが熊本地震の調査報告より耐震等級3の建物は2度の震度7に耐え今後もその建物で暮らすことが出来ているからです。(下図参照)

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耐震等級1から3にするには費用が掛かります、構造計算、筋交・金物が増えます、しかし今後もその建物に住める可能性が高くなるのであれば是非等級3を考えるべきだと思います。

建築基準法では繰り返しの巨大地震を想定していないので耐震等級1という基準では一度は命を守ってくれますが建物は倒壊して住むことが出来なくなるかもしれません。
地盤に影響されるので正確には地震が来てみないと分かりませんが、熊本地震の調査結果から耐震等級3というのが一つの方向かと思います。
なおかつ筋交いの金物を従来の筋違金物ではなく「ブレスターz600」という金物を標準で使っています。
この差は実験動画でご覧ください。動画

 

今回ニュースで紹介したのは制震金物の「FRダンパー」です。動画
このダンパーは地震の揺れを熱に変えて減少させます。
繰り返しの地震に対して構造体の損傷を抑えています。

耐震等級3とFRダンパーを合わせると構造体の揺れが少なくなり構造体が損傷する可能性も少なくなります。


特に愛犬・愛猫を飼われている方は連れて避難所に入ることが難しいかとおもいますので、自宅で暮らせる事は大事なことではと思います。
下図は地震シュミレーションの「WALLSTAT」の画面です。
このソフトでの検討も可能で

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ご不明点が有りましたらお問合せください。

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