発達科学コミュニケーション - バックナンバー
先生から「頑張ってる」と言われた息子が学校に行けなくなった理由
配信時刻:2026-10-12 12:30:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
こんにちは。
ジャンプ通信のお時間です。
学校が合わない子の
ストレスを見逃しやすい
場面や出来事について
今日は生徒さんの体験談を
交えてお話していきます。
学校では
ちゃんと頑張っている。
先生からも
「一生懸命やっていますよ」
と言われている。
だけど、家に帰ると
イライラしてばかり。
宿題をやろうとすると
怒ったり、泣いたり…。
もしくは動画の世界に
逃避して何もしなかったり…。
そんなお子さんの姿を
見たことはありませんか?
実は
学校で頑張っているように
見えることと
子どもがストレスを
抱えていないことは
同じではありません。
今日は、小学4年生で
不登校になった息子さんを持つすずき真菜さんの
お話をご紹介します。
息子さんは小学3年生頃から
勉強をひどく嫌がるように
なりました。
特に算数。
毎日、問題がびっしり書かれた
宿題のプリントを前にイライラしながら
自分の体を掻きむしって
取り組んでいたそうです。
九九を覚えたはずなのに
すぐに思い出せない。
書いた数字が自分でも読めず
筆算も一苦労。
ママが説明しても
「もう嫌だー!!」
と半べそをかいてしまう。
そんな様子を心配して
担任の先生に相談もしました。
すると、先生からは
「苦手な感じはあるかなと
思いますが、
いつも一生懸命やっていて
すごく遅れているという
わけではないですよ」
とお話がありました。
学校では
一生懸命やっている。
大きく遅れている
わけでもない。
それなら、大丈夫なのかな。
すずきさんも当時は
家で多少荒れていても
学校でできていればいい。
そう思っていたそうです。
ですが
本当に見たかったのは
大人が安心できるかどうか
ではなく
子どもは何に
困っていたのかなのです。
すずきさんは
息子さんの当時の様子を
こんなふうに振り返ってくれました。
頭の中では
理解できている。
考えるスピードも遅くない。
周りのこともよく見ている。
だけど、考えるスピードに
書いたり説明したりするスピードが
追いつかなかったのではないか。
先生から見ると
みんなと同じように
やれている子。
だけど本人は、200%くらいのパワーで
必死に頑張っていた。
しかも周りのお友達ができていることを
自分はできていない。
学年が上がるにつれて
そんな違いにも
気づき始めていたのかもしれません。
完璧主義な一面もあった
息子さん。
本当は、やりたくない。
だけど、
やらなきゃいけない。
そうやって学校で
精いっぱい頑張ったあと
家に帰れば
もう余裕なんてない。
だから家では
怒ったり、荒れたり
することが増えていったんです。
「学校に行ってるからいいか」「多少家で荒れるのは仕方がない」
と、すずきさんは迷いながらも
学校に行く息子さんを
先生と一緒に応援していたそうです。
ところが
小学4年生の後半から
息子さんは本格的に
学校へ行けなくなったのです。
ここで知っておいて欲しいのは
学校で200%の力を出して
頑張っている子に家に帰ってからも
勉強を頑張らせ
休みたいと言い始めてからも
登校を頑張らせ続けたら?
いったい、いつ
ストレスから回復できるのでしょうか?
学校がしんどくなって
SOSを出している子にまず必要なのは、
「まだできるよ!」
「こうやったらいいんじゃない?」
と、提案の必殺技を
繰り出し続けることではなく
その子にかかっている
ストレスを減らすこと。
これにつきます。
すずきさんはその後
発達科学コミュニケーションを学び
お子さんの状態を理解しながら
家庭での関わりを変えていきました。
学校には
行ったり休んだりしていたけれど以前は家でも
イライラしたり
荒れたりしていた息子さんが、
家ではだんだん元気になり、
ママとお話ができるように
なっていったそうです。
学校に行けるようになったか
どうかだけではなく、家で元気に過ごせる。
ママと話せる。
意欲的に過ごす時間が
作れている。
そんな変化も
回復の大切な一歩なんです。
もし今、お子さんが
学校を休んでいるのに
勉強もしたがらない。
家ではゲームばかり。
という状態なら
「何をやらせよう?」より先に「学校生活の何がしんどいんだろう?」
「キャパオーバーの理由は
どこにありそうかな?」と、考えてみてくださいね。
学校で見せていた姿と
家で見せていた姿。
その違いの中に
お子さんのしんどさを知るヒントが
あるかもしれません。
じゃあ、いったい、
すずきさん親子は
学校を休む選択をしたあと
どんなお家時間を過ごして
お子さんの
成長をサポートして
いったのでしょう?
今夜は、
そんなお話をしていきたいと思います。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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