新・鴨め~る - バックナンバー

【すごい校長の経営手腕】荒れた高校が大人気校へ…!!

配信時刻:2016-03-14 06:20:00

◯◯◯さん!こんにちは!
鴨頭嘉人です(*^o^*)


▼Voicyというラジオを使って、毎朝6時頃に10分前後の音声を発信しています(*^o^*)
 
DXT6ALUyのコピー.jpg
VoicyButton.png
 

 
▼このメルマガが今後、不要な方は下記より解除ください。
 

 
 
 

91402.jpg 
 

2016年の春、
長崎県にある
創成館高校
講演をして
きました〜〜!!
 

 


その前年に甲子園に出場した
創成館高校の
野球部は、
ユニークな応援で
全国的に
知られています!
 
 
 
名物の
【 創成ジャンプ 】
 
 
「甲子園球場が
 揺れるから」
 
という理由で
禁止になってます*(^o^)/*
 



 
 
 
 
そして、
一番の名物は…
 
理事長兼校長である、
奥田校長
本気の応援!!
 
チアや吹奏楽、
野球部の子に混じり、
 
先陣をきって
大声で応援します。
 

 
 
「いけーー
 ーー!!!!!」
 
 
「死ぬ気でやれー
 ーーー
 ーー!!!!!」

 
 
 
その本気度は、
NHKが奥田校長を
映すための
専用カメラを
用意したほど!!
 
 
他にも
 
テレビ朝日系列で
放送中の
「ナニコレ珍百景」で
取り上げられるなど、


 
テレビの取材が
ひっきりなしに
来るほど注目を
浴びています。
 

今回の僕の講演にも
テレビの取材が
入っていました♪
 


 
 
 
 
何故こんなに
注目を
集めているのか…


 
それは、
 
創成館高校が
元々は
「ひどい学校」

だったから。
 
 
 
評判がとにかく悪く、
 
カツアゲや
万引きを
繰り返すような
不良生徒や、
不登校の
生徒もいました…。
 
 
 
町の電気屋さんが
店の前を
掃除をしている時、
創成館高校の
生徒を見かけると
奥に隠れてしまうほど。
 
 
小さな子供がいる
お母さんは、
創成館高校が
近くにある道を
 
「あの道だけは
 通っちゃだめよ」

 
と子供に
教えるような学校。
 
 
偏差値は最低、
ランキングに
数字がない学校…。
 
 
 
入りたくない学校
ナンバーワン…
 
どうしようもない
学校だったんです。
 
 
 
 
奥田校長は元々
教員になる気はゼロ。
 
経営者になるつもりで、
アメリカに経営学を
学びに行っていました。
 
 
 
奥田校長の
おじいさんが
始めた学校で、
当時理事長兼校長を
務めていた
奥田校長の
お父さんの為に
帰国して…
 
そのお父さんが
急死してしまう…。
 
そして、
 
教員免許も
持たないまま…
 
理事長兼校長を
継ぐ事になりました。
 
 
 
 
経営者には
なったものの、
同時に教育者の
トップにもなった。
 
 
 
しかし…
 
 
 
その時の学校の
状況は大赤字。
 
 
 
ちなみに、
学校経営って
ものすごくお金が
かかるものなんです。
 
例えば、
体育館を作る
費用は…
 
5億円。
 
 
 
情報科の授業のために、
ひと教室につき
50台もの最新の
MacのPCが
必要になります。
 
 
 
 
奥田理事長兼校長の
最初のミッションは…
 
 
 
経営再建。
 
 
どうすれば黒字に
V字回復
させられるのか?!
 
 
 
奥田校長が
最初にとった行動…
 
 
 
それは…
 
 
 
「観察」
 
 
 
 
 
まずは、
先生と生徒がどうやって
コミュニケーションを
とっているのかを
 
「観察」
 
したんです。
 
 
 
 
 
「おいっっ!!
 
 校則わかってるのか!
 
 正座しろ!
 
 何回言ったら
 わかるんだ!!」

 
 
 
生徒と先生の
やりとりを、
奥田校長は
見ていたそうです。
 
 
 
そんな時…
 
 
 
「後で理事長室に
 来てください。」

 
と先生に伝えます。
 
 
 
 
 
理事長に
入ってきた先生に
奥田校長は
こう言ったそうです。
 
 
 
 
「あなた、
 何考えてるんだ!
 
 生徒に何であんな
 偉そうに言うんだ!
 
 
 
 いいですか…
 
 生徒はお客様
 なんですよ!!
 
 偉そうに
 するんじゃなく
 
 喜んでもらえる
 学校にするんだ!!」

 
 
 
「…!!!!!」
 
 
 
 
先生の気持ちに
なってみてください。
 
 
「アホか
 この校長は?!
 
 教育の現場を
 何もわかっていない。
 
 ド素人だ!!」
 

 
そう思いますよね。
 
 
でも、奥田校長は
ぶれることなく
 
言い続けたそうです。
 
 
 
「学校は
 サービス業なんだ。
 
 生徒がいなかったら、
 あなたはお給料が
 もらえないんだ。
 
 あなたの家族は
 生活していけないんだ。
 
 私たちは、
 生徒がいなかったら
 生きていけないんだ。
 
 それがわからない
 人間は、
 
 学校では
 働けないんだ!!」

 
 
 
 
創生館高校の先生は
もちろん
 
「教育についての
 熱い想い」

 
は持っていました…。
 
 
しかし…
 
『経営』という
視点はまるでなかった。
 
 
 
 
しかし現実には
赤字の学校では
生徒が最高の環境で
学ぶことは出来ない。
 
 
 
『学校とは、
 
 美しい理念
 
 理念を実現する
 経営観点
 
 ふたつが
 必要なんだ!!』

 
 
そんな想いから、
 
普通では
思いつかないような
変わった経営戦略を
沢山打ち出して
いきました。
 
 
 
 
例えば、
 
女子学生と
その保護者、
そして
デザイナーを集めて、
 
「ユニフォーム
 プロジェクト」

 
を立ち上げました。
 
 
 
 
「どんな
 制服を着たいか、
 イメージを描いて!」

 
そういって生徒と
保護者に
自由に描かせます。
 
そして、
デザイナーに
学生たちが描いた絵を
渡して、
 
「これ、作って!!」
 
ってやるんです。

そして、
コンペで選ばれた会社が
制服の製作を
担当するんです!!
 
 
だから…
 
めちゃくちゃ
可愛い制服なんです♪
 
 
 
 
今は
ベネトン社製の制服。
 
 
学校に入ると
一番最初に
目に入るのが、
 
ベネトン社製の
可愛い制服を着た
マネキンです。
 
男子学生と
女子学生のものが
並べられていて、
ちょっとした
高級ブティックの
ような雰囲気。
 

 
 

何でこんなことを
するか。
 
ズバリ!!
 
売り上げを
上げるため
です。
 
 
学校を
経営するため

 
なんです!!
 
 
 
学園祭も
すごいんです!!
 
話題の
『ソナーポケット』など、
10代の子達が
本当に見たい
有名アーティストを
呼んじゃうんです!!
 
 
 
するとどうなるか?!
 
他の学校の生徒まで
見に来るんです。
 
「まじ!?
 ソナポケ
 くるの!!」

 
噂が噂を呼んで、
長崎中から
学生が集まります。
 
 
 
僕は疑問に思って
奥田校長に
聞いたんです。
 
「何でそんなこと
 やるんですか?
 意味ないじゃ
 ないですか。
 
 だって、
 他の高校の
 生徒を呼んでも、
 その子達は
 創成館に入れないじゃ
 ないですか。
 
 急に転校とか
 できないですよね?
 
 売り上げ、
 上がらない
 ですよね?」

 
 
奥田校長は言いました。
 
 
「鴨頭さん、
 浅いですね〜(笑)
 
 他の学校の生徒には…
 
 弟や妹が
 いるんですよ。」

 
 
 
「…!!!!!」
 
 
完全に経営者の
発想ですよね。
 
経営者でないと、
こんな視点は
持てません…!!
 
 
いや!
並の経営者では
 
こんな視点は
持ちあわせて
ないでしょう!!
 
恥ずかしながら僕には
こんな発想は
ありませんでした…!!
 
 
 
 
 
奥田校長が打ち出す
経営戦略は
 
どれも
 
【 顧客目線 】
 で
【 本質的 】
 
 
当然
売り上げがどんどん
上がっていきました!!
 
 
 
 
売り上げが上がると、
生徒が学ぶ
最高の環境が
整ってきます!!
 
 
環境が整うと、
どんどん人気の高校に
なっていきます!!
 
 
人気が出てくると、
応募者が殺到して…
 
どんどん偏差値が
上がっていきます!!
 
 
するとまた…
売り上げが
上がっていくんです!!
 
 
こうして学校は
どんどん変わって
いきました。
 
 
【 経営戦略 】
 
学校の環境を…
 
学校自体を
変えていったんです。
 
 
 
 
けれども
奥田校長は…
 
経営のことばかりを
考えていた訳では
ありませんでした。
 
 
 
 
 
ずっと、
あるものを
観察し続けて
いたんです。
 
 
 
それは…
 
「生徒の姿」

でした。
 
 
 
奥田校長は
ずっと考えていました。
 
 
 
「生徒はなんで
 
 悪い行いばかりを
 するんだろう。」

 
 
 
ずっと考え続けて…
 
ひとつの結論に
たどり着きました。
 
 
 
 
「そうか…。
 
 生徒自身が
 【 自分自身の価値 】
 を認めていない
 からなんだ。
 
 自分の事を
 認めていないと、
 何らかの反応が
 欲しいと思う。
 
 大人の注目を
 浴びるために、
 色んな事を
 しでかすんだ。
 
 悪いことをして
 注目を集めようと
 しているんだ。
 
 悪いことをしたくて、
 悪いことを
 するんじゃない。
 
 反応が欲しくて、
 悪いことを
 するんだ…!!」

 
 
 
そのことに
気付いてから、
 
悪いことばっかり
している生徒たちを、
 
【 承認しよう 】
 
と思ったそうです。
  
 
でも、
本当に悪いことばっかり
しているので…
褒めるところがない。
 
 
 
そこで、奥田校長は
また考えました。
 
 
考えて考えて、
考え抜いた結果
 
出した結論が、、、
 
 
 
 
『生徒のストーカー』
でした(笑)
 
 
 
学校の中でいいことを
しているのを
見ることはできない。
 
だから…
 
“ 学校の外まで ”
 
こそこそ追っかけ
回したそうです。
 
 
 
 
もちろん、
簡単に見つかりません。
 
外でも素行は
悪かったんです…。
 
 
 
しかし…
根気よくツケ回します。
 
 
 
 
 
そして…
 
その子が
 
たまたま落ちてる
ゴミを拾って
ゴミ箱に入れた瞬間…
 
ぶわぁぁぁーーー!!
 
っと全力で
生徒の元に駆け寄って、
 
 
「お前すごいな!!
 
 素晴らしい
 じゃないか!!」

 
 
と承認のシャワーを
浴びせかけます…!!
 
 
 
それを
やり続けました…!!
 
 
 
 
“ 悪いことを
 しているとき ” 
 
はこそこそ隠れて
【 見守る 】
 
 
“ 良いことを
 したとき “ 
 
駆け寄って
【 承認する】
 
 
これを徹底的に
繰り返して
いったそうです。
 
 
 
すると…
 
少しずつ生徒に
変化が現れました。
 
 
「学校でもいいことを
 してもいいんじゃ
 ないか?」

 
って思うように
なってきたんです。
 
 
なぜか。
 
奥田校長に
承認されるから。
 
 
 
 
劇的に変わった
子もいるそうです。
 
ゴミがあったら
必ず拾う。
 
挨拶をするときは
大きな声で
挨拶をする。
 
 
 
それまで、
一度も
認められたことが
なかった…。
 
小学生、中学生のとき、
誰からも認められずに
否定され続けてきた。
 
お父さん
お母さんからも
見放されていた。
 
 
でも、奥田校長は
認めてくれる。
 
自分のことを
認めてくれた。
 
 
 
「もっと
 褒めてもらいたい!」
 
「もっと
 認めてもらいたい!」
 
「奥田校長の
 期待に応えたい!!」

 
 
 
 
彼らはきっと…
 
“ お腹ぺっこぺこ “ 
だったんです…
 
【 承認される 】
 
ことに対して。
 
 
 
そこから
生徒がどんどん
変わっていきました!!
 
一人の生徒が変わると、
周りの生徒に
伝播していきました!!
 
そして、
学校全体が
変わっていきました…!!
 
 
 
奥田校長の想いが…
 
生徒を!!
 
そして学校全体を
変えていきました…!!
 
 
 
 
スゴイ!!
 
たった1人の想いが
 
学校全体を
変えてしまったんです!
 
 
 
 
 
****************
 
 
 
 
こんな話を
講演をする前に
聴いて…
 
僕はお腹いっぱいに
なりました!!
 
 
 
正直、
講演せずに帰っても
いいかなと
思いました(笑)
 
 
 
 
でも、
創成館高校の
すごいところは
 
こんなもんじゃ
ありません
でした…!!

 
 
 

 

この続きは
次回の「鴨め~る」
でお伝えします(^O^)/ 

 

 
  

最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ!


 



◯◯◯さんへのお願い…

 


このメルマガは、口コミで広がっています。

お知り合いに教えたい時は、

 ↓ ↓ ↓


http://kamogashira.com/kamomail/

ここから登録できるよ♪って教えてあげて下さい。

ブログやメルマガ、SNS等のネタとして使う場合も、以下の文章を明記して頂ければ断りは要りません♪

_____

「鴨め〜る」より
http://kamogashira.com/kamomail/
(メールアドレスで登録♪)

_____


よろしくお願いします<(_ _)>

 

 

ご意見・ご感想は、
このメールに返信で届きます♪


わざわざお時間を割いてメールして頂き、
本当にありがとうございます。


こちらからは滅多に返信致しませんので
ご了承下さいませm(_ _;)m

 


 102414.jpg




        

 

 

 

20221012103522fH614at1big.webp.jpeg

kamobizbutton.png
kouenButton.png
hanashikataButton.png
ビジネスYouTuberの学校2daysバナー.jpg
2DaysButton.png
kamorakudokuButton.png
fandingButton.png

kamomusic.jpg

sinebook.jpg


▼このメルマガが今後、不要な方は下記より解除ください。
https://www.agentmail.jp/u/kamogashira/delete/
 
▼購読アドレスの変更等の手続きは下記より変更してください。
https://www.agentmail.jp/u/kamogashira/change/

 
 
発行者
株式会社東京カモガシラランド
代表取締役 鴨頭嘉人
 

バックナンバー一覧

{先頭} << Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> {97}