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古くても、外国から泊まりにきたくなる家。
配信時刻:2021-04-18 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。先日、ある昭和築の家で、変わった壁紙の内装のお部屋を見てきました最初、落書きかな?と思ってみていたのですが、よくよくみていたら、その地域の名所や観光スポットを、楽しく、イラストで、壁いっぱいに書かれていました。何度か見て、気にはなりながらも、諸々のリフォーム箇所の確認をしていましたが、後日、その家の所有者にお会いでき、その理由を知ることができました。もともと古い家を改装して、民泊に利用していたらしいのですが、外国から観光で来られる人のために、その地域の名所や観光スポットを、壁にイラストで描いて、ご案内していたのだそうです。今はコロナで外国人観光客がこれなくなりましたが、コロナ前には、雑誌にも紹介された家だそうで、わざわざその家に泊まりにきたくてくる外国人の方もいたとのことでした。日本で観光する場所を決めて、それから泊まるところを探すのではなく、その家に泊まるのが目的で、泊まるついでに、そのお部屋に書いてある場所を観光する、という感じだったそうです。その家は、有名な観光地にあるわけではなく、普通の住宅街の一角にある、築30年以上過ぎた普通の家です。普通の場所にある普通の古い家ですが、日本に訪れる外国人を想い、おもてなしのお部屋をつくりあげた結果、外国人の心を掴んだのだと感じました。古くてボロボロだから。。うちは田舎だから。。と自分の実家をマイナス評価する人をよく耳にしますが、最初からあきらめモードになることは全くありません。この家のように、古くても、有名な場所でなくても、地域や場所の魅力を伝えたい人へ伝わるようにできれば、人は訪れ、人は住みます。その伝え方はその地域や家の状況にもよりますが、考え方はどんなエリアでも同じです。まだまだコロナ収束までには、時間がかかりそうですが、新たな日常生活での新たなニーズであったり、いつかは復活する、外国人の訪日を今から見据えて、今からそのための準備を実家でしておくことはできるでしょう。誰に、何を、楽しんで欲しいか?喜んで欲しいか?おもてなしの心であったり、人を想う気持ちであったり、そんな人としての想いが大切だと、あらためて気付かされた家でした。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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