実家の売却に困ったら - バックナンバー
【実家の賃貸】壊れ、腐朽していても、借りる人はいます。
配信時刻:2021-02-16 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。私は、一般的に売りづらい実家を、「売れなかったら、貸しませんか?」とご提案していますが、その中には、壊れて、腐朽しているような家も多くあります。こうした家は、修理や維持費もかかるし、周囲にも迷惑がかかる、ということで、解体して利用してもらうことを見込んで、売却するケースが多いですが、需要がなかったり、遠方すぎたりして、「売るに売れない」ことも多くあるケースです。そんな壊れて、腐朽している家を「売れなかったら、貸しませんか?」といっても、貸せるわけない!と思う人も多くいます。しかしながら、そのような、壊れそうで、腐朽している家でも、「借りたい!」という人はいます。例をあげるなら、建築リフォームの関係者は、古かったり、壊れていたりしても、ニーズはありますね。そもそも、家の内外を修理したりリフォームするのがシゴトなわけですから、壊れた家を直して利用することは自分でできますよね。そして、借りた場所を事務所以外にも、倉庫や作業場として利用できるので、逆に綺麗すぎたりする場所は、好まれないかもしれません。また、リフォーム事例として、壊れたり、腐朽している場所を修理し、ビフォー・アフターの現場を顧客にアピールすることもできます。それなら自分の好きにできるように、買ったら良いのでは?と思うかもしれませんが事業として利用するなら、「買う」よりは「借りる」なのです。買うとなると、初期投資費用も大きくなりますし、社会情勢や時代の変化で、今の事業を何年続けられるか?という不安や未確定事項もありますから、やはり事業として利用するなら、「借りる」選択肢になるのです。だから、「売れなければ、貸しませんか?」が成立するのです。よく「売れないよ」とか「無理!」とか、決めつけてかかる人を見かけますが、売るにしても、貸すにしても、「ひとり」いれば良いのです。100人も200人も必要はありません。日本全国、さらには、世界全体で見れば、壊れていても、腐朽していても、必要としている人はいます。自分の実家が、古くて、壊れて、腐朽して、売るに売れないと思っているなら「売れなければ、貸しませんか?」のスタンスを、ぜひ考えてみてくださいね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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