実家の売却に困ったら - バックナンバー
【浸水エリア建築許可制へ】災害と空き家の両方の対策に!
配信時刻:2021-01-26 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。昨日の日経新聞で、浸水エリアでの建築について、注目する記事が掲載されていました。記事によると、国土交通省は、大雨による浸水リスクが高い地域で、住宅や高齢者施設などを建築する場合は許可制にする方針を明らかにしたとのこと。浸水リスクが高い地域は、都道府県知事が指定するとのことで、近年増えている大雨災害被害への対策の一つとするようです。詳細はこれからですが、この施策は災害対策にとっても、空き家対策にとっても、大きなメリットになりそうな気がします。大雨の時に川が増水して、氾濫する可能性がある場所や、避難が難しい場所に家がなければ、そもそも家やそこに住む人の被害が起きないわけですから、それが被害が起きない、一番の浸水対策ですよね。また、建築を許可制にするということは、家の数を抑制していくということです。むやみに建築することを制限することで、すでに建っている家の活用を促せる可能性もあるでしょう。また、浸水リスクの高いエリアの家の数が制限されてくれば、必然的に、浸水リスクが低い場所の需要は高まります。長期的に見れば、浸水リスクが低い場所の家は、利用価値は上がる可能性もあるでしょう。そして建築を抑制することで、新築住宅が減ることになり、その影響で、中古住宅の流通(売買)が活発になる可能性もあります。災害対策も空き家対策も、待ったなしの日本の社会問題ですので、今後の動きに注目していきたいですね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
バックナンバー一覧
- 【2023-01-07 20:50:00】配信 【実家の調査】家を買う人が、一番知りたいことはなんでしょう?
- 【2023-01-06 20:50:00】配信 【実家の価格の調べ方】簡単ですが、信頼できます。
- 【2023-01-05 20:50:00】配信 【実家の売却スケジュール】どのくらいの期間で売りたいですか?
- 【2023-01-04 20:50:00】配信 【実家の売却のスケジュール】まずは「ざっくり」流れを知っておきましょう。
- 【2023-01-03 20:50:00】配信 【空き家の使い方】複数の使い方の拠点にします。
- 【2023-01-02 20:50:00】配信 【自治体アンテナショップ減少】地域のアピール方法も変わりました。
- 【2023-01-01 20:50:00】配信 【今年の実家の空き家対策】令和5年4月の民法改正は要チェックです。
- 【2022-12-31 20:50:00】配信 【令和4年振り返り】素晴らしい1年が過ごせました!ありがとうございました!
- 【2022-12-30 20:50:00】配信 【移住支援金が増えそうです!】実家の活用への追い風に期待です。
- 【2022-12-29 20:50:00】配信 【実家のアピールポイント】一つだけ挙げるなら何ですか?
- 【2022-12-28 20:50:00】配信 【仕事納め】実家の空き家対策はこれからが本番です。
- 【2022-12-27 20:50:00】配信 【不要不動産の引き取り】年末だから考えてみませんか?
- 【2022-12-26 20:50:00】配信 【実家の活用】「何を」するかより、「何故」するのか、動機が大切です。
- 【2022-12-25 20:50:00】配信 来年、実家どうしますか?
- 【2022-12-24 20:50:00】配信 【湘南・藤沢 赤い三角屋根の隠れ家】どんな撮影シーンで利用できますか?