実家の売却に困ったら - バックナンバー
【作業スペース】今も昔も変わらない空き家活用の「ニーズ」です。
配信時刻:2021-01-23 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。「空き家を借りたい」というニーズには、住む他にも、今も昔も変わらないニーズがあります。それは「作業ができるスペース」です。具体的には、建築関係などのシゴトで、デスクワークでできる作業とは違い、ある程度、広いスペースが必要で、「音」や「匂い」などが発生する作業をしている方です。音や匂いは、周囲の人は最も気にしますので作業する方は、結構気を使うところです。したがって、静かな住宅地ではあまり向かない空き家の活用方法ではあるのですが、作業する側としては、作業できる場所が、意外と少ないので、ニーズが高い家の活用方法ではあります。実際私も、リフォーム業者が借りている家を管理していますが、その業者がこの家に決めるまでも、作業スペースや材料の保管場所、車の駐車スペースなど、作業に関わる他の条件に当てはまる物件があまりなかったため、「DIY型賃貸借」
で借りれる物件に決めた経緯があります。こうした作業スペースとしての貸し方は、住宅用のマンションでは、ほぼできません。ほとんどの住宅用マンションでは、利用用途は「住宅のみ」と定められているからです。仮に軽作業が許されているとしても、周囲に迷惑のかかる使い方であれば、使えないこともあるでしょう。もちろん、一戸建てであっても、周囲には配慮しなければなりません。しかしながら、屋外、屋内とものスペースが確保でき、規則に縛られず作業ができる一戸建ては、建築関係者などにとっては、ニーズの高い物件です。年度替わりが近い今の時期、来年度からの新規事業や起業で作業スペースが確保できる物件を探している人もいることでしょう。こうしたニーズは、都市部に多く、物件もありそうですが、意外とありません。首都圏や都市部で、実家を作業スペースとして利用しても良いとお考えになられている方がいたら、そんな活用方法も考えてみていただけたらと思います。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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