実家の売却に困ったら - バックナンバー
【空き家を売るときの税金】実家を建てた金額を知らないと、税金は高くなるかもしれません。
配信時刻:2021-01-15 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。昨日配信しましたメルマガで、訂正事項がございましたので、お知らせいたします。訂正前:要するに、売った金額よりも、取得費と譲渡費用が低ければ税金はかからないのですが、訂正後:要するに、売った金額が、取得費と譲渡費用の合計より低ければ税金はかからないのですが、訂正の上、お詫び申し上げます。以下、再度記事内容をご確認ください。◉空き家の実家を売ると、なぜ税金がかかるのか?昨日は、空き家を売ると税金が高くなる理由に「取得費が安い」ことをお伝えしました。取得費とは「買った金額・建てた金額」のことで、税金の計算では、この金額が低いと、税金がかかってくることが多いです。ではなぜ取得費は低くなるのか?一つは、買った金額・建てた金額が不明だと、「売った金額 × 5%」が取得費になるからです。親が若くて元気な遠い昔に、実家を買ったり建てたりしていると、領収書や契約書などを紛失してしまい、買った金額や建てた金額がわからない場合があります。こうした場合、「売った金額 × 5%」を取得費と見なすことになり、かなり低い金額になってしまいます。もう一つは、買った金額や建てた金額がわかっても、経過した年の分だけ、金額が減額されるからです。(減価償却と言います。)簡単にいうと、古くなれば、価値が低くなるのだから、その分、買った金額・建てた金額から差し引くよ、ということです。税金がかかる金額は、売った金額(譲渡価額)ー買った金額・建てた金額(取得費)ー諸経費(譲渡費用)で計算されるので、取得費が低くなれば、それだけ税金のかかる金額は増えるわけです。空き家を売るときの特例とは、一定の条件で売れば、この税金のかかる金額を、3000万円分はなしにするよ、というものです。この特例は、実家を売る金額が高いほど影響が大きく、この特例が使えるかどうかで、手元に残る金額も大きく変わります。実家を売るか?貸すか?考えているようでしたら、空き家の特例が使えるのか?売ったら手元にいくら残るのか?を確認して、検討してみてくださいね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
バックナンバー一覧
- 【2019-08-05 20:50:00】配信 実家のことを「税理士」さんに相談する時期
- 【2019-08-04 20:50:00】配信 「実家は落ち着くから、急がない。。」それが、普通の感覚です。
- 【2019-08-03 20:50:00】配信 約2年ぶり!セミナー開催しました!
- 【2019-08-02 20:50:00】配信 賃貸住宅を借りるときの「保証人」の規定が大きく変わります
- 【2019-08-01 20:50:00】配信 賃貸住宅を「退去する」ときのルールはこう変わります。
- 【2019-07-31 20:50:00】配信 家を「借りている間」のルールがこう変わります。
- 【2019-07-30 20:50:00】配信 今までの賃貸借契約は、大きく3つのルールが見直されます。
- 【2019-07-29 20:50:00】配信 2020年4月 賃貸契約が変わります。
- 【2019-07-28 20:50:00】配信 実家を相続したときに、名義変更をするべき理由。
- 【2019-07-27 20:50:00】配信 【東京・東村山市民間提案制度】行政・事業者・市民のギャップをどう埋めるか?
- 【2019-07-26 20:50:00】配信 空き家の実家のお話は、身内であっても寄り添って。
- 【2019-07-25 20:50:00】配信 実家のこれからのことを話すなら、話し合う「場所」にこだわろう!
- 【2019-07-24 20:50:00】配信 実家の話を進めるのに向いているのは、こんな人です。
- 【2019-07-23 20:50:00】配信 【実家の将来を円滑に考え進めるために】実家のファシリテーション7つのメソッドとは?
- 【2019-07-22 20:50:00】配信 「実家のファシリテーション力」を持とう!