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【不動産取引の電子化】遠方の実家の売買がしやすくなります!
配信時刻:2020-10-25 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。24日の日本経済新聞の報道に、不動産取引の電子化について、国土交通省などの閣僚で合意したとありました。これは、不動産取引時の重要事項説明について、現在の宅地建物取引業法で、「宅地建物取引士が書面を交付し説明する」と定められているものを、この書面を電子化して顧客にメールなどで送れるようにする、というものです。要するに、「メールで書類を送って説明しても良い」ということで、テレビ電話での説明など、オンラインでの不動産取引がさらに加速化されるということです。すでに賃貸では始まっているものを、売買にも広げることで、地理的な理由や身体的な理由で、移動が困難な人の不動産取引をしやすくし、不動産流通を活発化させることが期待できます。具体的な取引想定としては、地方にある実家の売却の際、地元の不動産業者で契約手続きを行う必要がなくなり、わざわざ地元不動産業者まで行く必要がなくなります。また、Zoomなどのアプリを利用することで、録画、録音が容易になるため、契約時の重要な説明を後日確認し、「言った、言わない」のトラブルを回避する効果も見込めます。画像や書面を説明時に、適宜拡大・強調することで、これから取引される不動産を売る側、買う側とも、より深く理解できるようにもなりそうです。反面、不安なこととしては、直接合わないが故に、取引の相手方が本当に信用できるのか?画面越しでの疑問に対して、的確に説明できるか?理解できるのか?ということもあるでしょう。メリット、デメリットともありますが、オンラインが当たり前の時代になり、これも必然の流れです。遠方に実家がある方にとっては、より売却や賃貸などの活用がしやすくなるので、不動産取引の電子化をきっかけに、あらためて、実家の将来を考えてみたいですね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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