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【家族信託】人生のどのフェーズでも利用できる万能型制度
配信時刻:2020-09-17 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。終活とか相続の話になると、もう必ずといっていいほど、定番となった「家族信託」◯◯◯さんは家族信託とはどういうものか?ご存知ですか?家族信託とは、家族などの信頼できる人に財産の管理や処分を任せ、自身や自分が指図する人の利益にする、ことです。数多くの書籍やネット記事等があるので、その利用シーンによって、わかりやすい説明が多くあります。その内容や利用方法の詳細は、それらで都度ご確認いただければと思いますが、今日ここでは、家族信託がいつの時点から利用できるのか?に注目してみます。結論からいうと、家族信託とは、
生前から死後に渡って、いつからでも、いつまでも、有効に想いを叶える方法です。生前に自分が利益を得るのもよし、死後に自分の想いを実現するのもよし、人生のフェーズのどこでも利用できます。先日プレゼンいただいた司法書士の竹前治幸さんは、家族信託の利用シーンとして、以下のようなケースを例に挙げていました。・自宅が空き家にならないように、自宅の管理と処分を子供に任せたい。・アパート経営を息子に任せたいが、そこから発生する賃料は自身の生活費にしたい・自分が認知症になったあとも、障がいを持つ子供に対して定期的に生活費を支給したい。少し難しい事例かもしれませんが、ここまでお伝えしてきた、財産管理委任契約、任意後見契約、遺言など相続の一般的な対策ルールに則った形には、合わないことを実現するのには、有効な選択肢となり得ます。ざっくりいうと、自分の想いをどんな形にでも叶えることができる万能な手段とも言えることでしょう。反面、どんな想いも実現できる方法が故に、わかりづらいことも多く、まだまだ家族信託に取り組むには、慎重な姿勢を示している司法書士などの士業も人も多くいます。とはいうものの、制度としてはメジャーになってきたので、相続対策の大きな選択肢であることは、確かでしょう。親や自分が他界したあと、何年、何十年に渡り、自分の想いを伝え、実現させたい人は、一度、家族信託を検討してみると良いですね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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