実家の売却に困ったら - バックナンバー
築50年以上の実家でも、立派に活用できます!
配信時刻:2020-03-21 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。先日、以下の空き家に関するニュースが、メディアで公開されました。・全国にある空き家のうち、約70万戸を総務省が調査したところ、46.4%が建築や建て替えから50年以上経過し、老朽化が進んでいる。・建物を取得した理由は「相続・贈与」が52.2%で最多だった。2018年の空き家総数が848万戸なので、その10分の1以下の70万戸で結論は出せそうにない気はしますが、感覚としては、「そうだなぁ。。」とは感じます。そもそも築50年というと私と同い年です。私たちの世代は団塊ジュニア世代の少し前で、子供が多く、まだまだ増えていた時です。今の30代が、子供が小さいうちに、マイホームを購入するように、その頃の30代、つまり、私たちの親世代が、多く建てたいうことです。そして、私たち世代が今、その家を相続して困っている、という状況でしょう。私たち世代のために建てた家が、今、私たちに降りかかっている社会問題というのも、なんだか寂しい気はします。。。50代になり、子供の教育費がピークを迎えたり、これから老後の準備が本格化する私たち世代には、古いからといって壊す費用を支出するのも大きな痛手でしょう。だからといって、緊急を要するような事態があるわけではないし、そのまま放置している。そして、想い入れもありますから、売ったり、貸したりするのもどうだろう?そんな状況が自分ごととして、リアルにイメージできます。記事の雰囲気からすると、築50年を過ぎて放置していると困る!みたいな感じにも受け取れますが、築50年を過ぎていても、立派に活用はできるものです。私が今、管理させていただいたり、相談させていただいている家も、築50年以上のものが何件もあります。ボロボロだから困っているのではなく、逆に、「ボロボロだから好きに使っていいですよ!」という考え方で、借りている方も、ご納得され、有意義に利用されています。古いから修理やリフォーム、維持管理にお金がかかる。。そんなイメージが一般的ですが、そんな古い家だからこそ、求めている人はいます。マスコミ的には、「古い家がいっぱいで問題だ!」のような感じで不安をあおりますが、有効に活用する方法は、たくさんあります。古い実家だからと、マスコミの不安あおり作戦にのみ込まれず、どんな利用方法があるのか?どんな人が買うのか?借りるのか?を十分リサーチして、空き家の実家の活用方法を探ってみましょうね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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